80回、おつきあいいただき感謝

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2007年3月から80回続いた朝日新聞土曜版beの『デジカメのキモ』ですが、今回で終わりです。
実は4月に終わるかもしれなかったのですが、そのときは延命措置が施され、半年延長となりました。
小さなスペースに写真と文章を押し込み、毎回違うトピックスを立てるというのは大変なことで、ネタ探しに明け暮れた1年7か月でした。
ちなみに「デジカメの肝」というのは、最初のデジカメ本『デジカメ写真は撮ったまま使うな』(岩波アクティブ新書)のときのタイトル案として私が提出したものですが、そのときは却下され、beの連載で日の目を見た?ものです。

おかげさまで、デジタル欄では常にいちばん支持が高かったそうです。さらに担当編集者から聞いたところでは、特に反響が大きかったのは、画素数が多ければいいというものではない、という話のときだったそうです。レンズの話もかなり興味を持って読まれたようです。
そのへんを踏まえて、この連載中、ずっと暖めてきた内容を、新刊『デジカメに1000万画素はいらない』(講談社現代新書、10月20日発売)にまとめました。新書ですから1000円でお釣りがくるコンパクトな本ですが、収録した写真はすべてカラー。200ページ弱の半分近くはカラー写真で埋められています。
新聞紙面では小さすぎて分からなかった写真も、きれいに再録されています。

この本を書くために、あまりほしくはない最新型の1000万画素コンパクトデジカメを買いました。
雑誌の特集のために借りた別のテスト機を使ったときの印象もそうですが、とにかく色味が薄くて使いづらいです。高画素化の弊害でしょう。
薄暗い場所で撮ったときは特に欠点が顕著に出ます。1画素あたりの光量が完全に不足しているんですね。
それを目立たせないために、露出は常にオーバー気味(少しでも光を取り込もうとする)だし、映像記録処理段階で、相当凝ったことをしているようです。
そうした難しい条件を克服するという試練を経てきているからでしょう、映像エンジンの設計はすばらしく、何世代か前のカメラに比べると格段によくできています。もちろん、モニターの見やすさや処理速度の向上も劇的なものがあり、最新型を使うと、以前のモデルは触る気がしなくなります。
しかし、この技術力を使って、適正な画素数(例えば500万画素を上限とし、場合によっては200万画素くらい)にしてCCDを作れば、撮れる写真は確実にきれいになるでしょう。

例えば、カシオのフラッグシップモデル、EXILIM PRO EX-F1は、1/1.8型CMOSで600万画素です。これで実売最安価格は8万円台。CMOSによる高速処理が売りですが、画素数については何も言っていません。しかし、実際にはこのCMOSを1000万画素にして設計すれば、画質は確実に「落ちる」はずです。1/1.8型で600万画素におさえた設計こそ、画質向上のポイントであると私は見ています。
一方、売れ筋のEXILIM ZOOM EX-Z300やEXILIM ZOOM EX-Z200は、1/2.33型CCDで1000万画素。おそらくこれはシャープ製のCCDだと思いますが、1/4の値段で売られているモデルのほうが小さな撮像素子に高画素を詰め込んでいるのです。逆に言えば、カメラを分かっている人が買うであろう高級機は、大きな撮像素子に余裕を持った低い解像度で、1画素あたりの光量を確保しているのです。
売れ筋コンパクト機を買う人たちには、どうせ画質なんて分かるわけがないと思っているのでしょう。

……という話の続きは、本で読んでください。
連載の最後は、「作品の発表」というテーマにしました。
先日開催した写真展は、出品者のひとりが所有しているA2判が印刷できるプリンターを使って作品をA2に印刷し、それを額装しました。
A2判のカラープリンターは10万円ちょっとで買えます。以前では考えられなかったような安さですが、それでも個人が趣味で使うには高価な道具です。写真サークルで共同購入するとか、仕事で使っている人に頼むとか、安くできる方法を考えられそうです。
A2の額は2000円ちょっとでした。15個買ったので、約3万円ちょっと。これがいちばん大きな出費でした。

写真集や絵葉書(写真葉書)を作るのも楽しいものです。オンデマンド印刷(業務用カラーコピー機使用)を使えば、少部数でも単価がそれほど高くはなりません。
傑作写真を100枚程度葉書に印刷し、名刺代わりに使えば、かなり楽しめます。

今回の写真展は、地元のテレビ局(福島中央テレビ)が取材に来て、衛星生中継してくれました。
写真はそのときの様子と、写真展の準備風景です。
詳細は「阿武隈日記」の⇒このへんから見ていってください。

beの連載が終わってしまったので、今後は更新の頻度は減ると思いますが、このブログはこのまま開いていますので、末永くおつきあいくださいますよう、よろしくお願いいたします。
80last

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いよいよ最後

Denkyuweb

9月いっぱいで「デジカメのキモ」は終了です。4月にも一度終了の危機?があったのですが、半年延命でなんとかここまできました。
今週が事実上、写真ネタでは最終回みたいなものなのですが、それにしては地味なものを……と、我ながら思いますね。
まあ、こんなものでもしつこく撮ってみる気持ちが必要ということで、他にもいくつか。
Denkyu3
160mm、F6.3、1/60秒
Denkyu4
160mm、F6.3、1/125秒

Denkyu2
100mm、F5.6、1/60秒

Denkyu5
250mm、F6.3、1/320秒
Denkyu6
18mm、F3.5、1/30秒


あの地味な1枚を選ぶまでにも、一応、いろいろ条件を変えて撮ってるんですよ。


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それにつけてもF1.4の威力よ

Port1

今回の写真は、α300にMINOLTAのフィルム用レンズ(50mm/F1.4)をつけて撮っています。
この日、ヤフオクで落札したソニーマウント(ミノルタマウント)の50mm/F1.4が届いたのですが、その直後に、保育所で夜祭りをやるから来ないかと、誘われました。
部外者が一人でのこのこでかけていくと、怪しいおじさんとしてマークされそうですが、保護者同伴?なら気が楽。さっそく、届いたばかりのレンズをつけて出かけたわけです。
しかし、F1.4の威力はやはりすごいですね。
裸電球と提灯しかない夜祭り、少し離れると人の顔もよく区別できないほどなのに、フラッシュなしでこの程度に写ります。改めてびっくり。
F1.4開放で、シャッター速度は1/30秒。露出補正は-2/3。暗いところでさらに露出をマイナス補正するというのは、シャッター速度を確保するための極意です。
ISOは800ですが、ノイズもそれほど気になりません。

フラッシュを使ったものも載せておきます。

Port2

↑F4、1/8秒、フラッシュ発光(オート露出)、スローシンクロ

Port3

↑F4、1/6秒、スローシンクロ 明暗補正-1.38、ISO800

α300のフラッシュ測光はかなりよいですね。

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もうすぐこの連載も終了

Gunjo2


2007年に始まった朝日新聞be土曜版の連載『デジカメのキモ』は、今月で終了です。
最後の回は80回目になります。写真はいくらでも撮れるんですが、それに合わせて毎回デジカメ撮影術の肝をコンパクトに書いていくというのは、なかなか大変でした。
私としては、全国紙に小さくても自分が撮った写真を掲載するというのが目的で、そのために何年もかけて働きかけ、ようやく実現した連載でしたので、終わるのは寂しいですが、80回続けられれば、十分目標達成でしょう。
当初はせいぜい半年の予定だったようです。ここまで続けられたのは読者のみなさまのおかげです。お礼申し上げます。

さて、今回の写真はバク原人村で毎年8月に行われている「満月祭」にて。
阿武隈に移り住んだのが2004年年末(中越地震で家を失い、突然のことでした)。今年4年目ですが、バク原人村の満月祭は、話だけ聞いていて、実際にこの目で見たのは初めてでした。
電気の来ていない場所に延べ千人以上が集まるというイベント。毎年大きくなり、マナーの悪い「招かれざる客」も増えているようで、主催者のマサイさんは「これ以上人が来ると面倒だから、あんまり書かないでくれ」と言っていました。
……書いちゃいましたけど。

人がいない昼間を狙っていったのですが、それでも予想以上の人とテントの数に圧倒されました。
メインステージからは遠く離れ、テント村の一角から聞こえてきた、やたらとうまいジャンベの音に引き寄せられて歩いていった先で出逢ったのがこの光景。
持参した半畳もないコンパネの上でタップを踊る人、その伴奏でジャンベを叩く人。ただ者ではないなと思いましたが、まさにただ者ではありませんでした。
後から知ったのですが、踊っていたのはブレイクダンス界ではカリスマ的存在の群青(ぐんじょう)さん。ジャンベを叩いていたのは、パーカッショニストの板東邦明さん。こんなところ(^^;;にやってくるんですねえ。
空模様が怪しくて、光の具合がイマイチ。写真を撮っている間に雨が落ちてきました。
α300使用。1/40秒、F4.5。この角度は当然バリアングルモニターでライブビューしながら撮っています。
α300はよいです。先日、キャッシュバックの1万円が届きました(郵便為替)。価格がこなれてきたし、今が買い時ですね。タムロンの18-250mmも、もうメーカー在庫切れは解消したと思います。私はどうしても入手できず、やむなく1万円以上高いSONY純正のを買いましたが、同じものです。

Gunjobando


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F1.4/50mmは必携レンズか

Rakutoai

今回の写真は、村の保育所の夏祭りにて撮ったものです。
詳細版は「阿武隈日記」
の⇒こちら
で見られます。

この日、ヤフオクで落札したミノルタの50mm/F1.4というフィルムカメラ用標準レンズが届いたので、それをつけて出向きました。
50mm/F1.4というレンズは、どのレンズマウント用のものも存在しますので、中古も含めれば確実に入手可能なレンズです。
やはりF1.4という明るさは頭抜けていて、提灯と裸電球の灯りしかない暗い保育所の運動場(少し離れると人の顔も識別できない暗さ)でも、ノーフラッシュでこのくらいに写すことができます。これはもう、F2.8とかF3.5のレンズではまったく不可能なことです。
この写真は花火を見ている大塚愛・楽人くん母子ですが、ちょうど花火の明かりが照明になって、いい感じに撮れました。
F1.4 1/10秒 ISO800。

日が完全に落ちる前の1カットもついでに載せておきます。
こちらは、F1.4 1/100秒 ISO100 です。
Rakutoai2

夜のイベントでは、最初からこのレンズをつけたまま行きます。このレンズ以外で、ノーフラッシュ撮影は不可能だと、経験的に分かっていますから。
デジタル専用では、シグマから30mm F1.4というレンズが出ています。これ以外でデジタル専用でF1.4というレンズはないと思います。


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マクロレンズはポートレートレンズ

75rakutoandshokan

どうも、お盆の週は1回お休みだったようで、今日、知りました。

かっこいいポートレートを撮るには、背景が適度にぼけてくれる中望遠レンズが必要なんですが、レンズ一体型だとまず無理です。
CCD面積が小さい⇒それに合わせて作ったレンズは焦点距離が短い⇒背景がぼけない……となるからですね。
35mmフィルムカメラ用レンズで、90mmくらいのボケ味を期待した場合、デジタル一眼では画角は約1.5倍になるので、135mmくらいの画角になります。狭い部屋だと、人物から相当離れないとフレームに収まらず、ちょっと使いづらいですね。
ただ、90mmや100mmの単焦点で全域F2.8くらいのレンズ(マクロ付き)は、35mm判用レンズとしては定番なので、楽に入手できます。今回の写真は、Pentax用の90mm/F2.8単焦点レンズで撮りました。
ほんとは美女を撮りたいところですが、阿武隈の山奥ではなかなかモデルが見つからず、例によって楽人くん。今回は保護者同伴です。
この写真、間違えてISOが3200になったまま撮っていました。後で気がつきましたが、どうしようもありません。粒子が粗いのはそのせいです。しかし、ISO3200にしても1/80秒ですから、F2.8であっても、室内でのノーフラッシュ撮影というのはかなり厳しいということが分かります。

マクロレンズはマクロ撮影ができるレンズですが、マクロ専用というわけではありません。実際には、90mmのマクロレンズで接写すると、どんなに絞っても被写界深度は1mm程度ですから、昆虫や花などを撮っても、ピント範囲からずれてぼけすぎる部分がかなり出てしまいます。
一般には、マクロ撮影よりも、ポートレートなどに使われることが多いのですね。

35mm判ではそれでいいのですが、デジタル一眼に使うとちょっと画角が厳しいので、もっと画角が広く撮れる、50mm/F1.4あたりのほうが使いやすいかもしれません。

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なぜみんな我慢しているのか

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シュレーゲルアオガエルの子たちが続々上陸を始めました。他のカエルに比べて極端にのんびりしており、よく、葉っぱの上で長時間ぼけっとしています。
上の写真は普通に撮ったもの。ファインダーを覗いて取る限り、こういう風に上からしか撮れません。
多くの人は、こういう写真「しか」撮れないことに不満を抱いていないようです。
しかし、液晶モニターを持つデジカメなら、ファインダーを覗かなくても写真が撮れるはずです。

74frog

↑こんな角度で撮れれば、カエルの表情も変わってきます。
このカエルは目線より低い位置にあり、周りは草ぼうぼうですから、ファインダーで覗いたのでは絶対にこの角度からは撮れません。
この写真はα300で撮りました。
液晶ライブビューモニターは、オリンパスあたりが最初に始めたと記憶しています。そのモニターが動くようになったのはさらに後からです。
そしてついにAPS-CサイズCCD陣営からも液晶ライブビューモニターの角度が変えられるモデルが出ました。SONYのα300です。
最初に出たα350は、CCDが1420万画素という不必要な高解像度のため、買うのを見送っていましたが、α300で1000万画素に落としてくれたため、ついにSONYに乗り換える決意をしました。
PentaxかNikonがやってくれていれば、せっかく揃えたレンズが無駄にならずに済んだのに、残念です。
Pentaxはまだボディ内蔵手ぶれ補正機構を実現していますからいいんですが、それをやらないCanonとNikonとは、もう完全に決別です。
α300でしか撮れない写真というものがあります。私は当分これでいきます。

ちなみに下の写真は古いものですが、一眼レフカメラを地面にまで下げて撮っています。ファインダーは覗けませんから、フレームに入っているか、AFが合っているかまったく分からず、数十枚撮ってようやく成功していた1枚です。α300なら、失敗写真を大量生産することなく、こうした写真が撮れます。
Tanu

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もっとも、カエルはともかく、タヌキをこの角度から撮った写真というのは他にまずないでしょう。自慢の1枚です。

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最近のデジカメにAモード、Sモードがない理由

Moon

何度かやっている「1000万画素なんて意味がない」検証シリーズのひとつです。
今回のコラムについて、読者のかたから、「BとCは逆なのではないか?」というお問い合わせがあったそうです。
逆ではありません。この通りです。Aが600万画素で375mm相当、Bが1000万画素で112mm相当、Cが500万画素で90mm相当、です。

使用したカメラは、
A:Pentax K100D+TAMRON18-250mm F3.5-6.3 (F6.3 1/400秒)
B:Nikon COOLPIX S600 (F5.8 1/640秒)
C:Panasonic LC1(F2.4 1/2000秒)
です。
CCDのサイズはそれぞれ、APS-Cサイズ(23.5×15.7mm)、1/2.33型(約4.6×6.2mm)、2/3型(8.8×6.6mm)
ですから、面積にすると、A:369平方ミリ、B:28.5平方ミリ、C:58.1平方ミリ。画素数がいちばん多いBが、いちばん小さなCCDです。Bに比べると、Aは6.35倍、Cは約2倍あります。
解像度に関しては、beの連載コラムに使う小さな写真では、500万画素でも多すぎるくらい。今回の写真はどれも月だけをトリミングして原寸表示していますが、それでもクレーターは見えていますね。
もやっとして見えていないのはBだけです。
なんのための1000万画素か? 答えは簡単。カタログ数値で1000万画素を謳いたいためであり、実用的な理由ではありません。実用を考えたら、どんな技術者でもこんな画素数を詰め込もうとはしないはずです。「高画素じゃないと売れないから、なんでもいいから画素数を詰め込め」という上からの命令によって、こうした馬鹿げたCCDが開発されているのです。
はっきり言って「とても恥ずかしい」CCDです。
軽自動車で200馬力と言っているようなものですね。いえ、技術的にはもっと無茶な数字でしょう。

PanasonicのLC1は製造中止になっている今でも、中古品がかなり高い価格で売買されています。私はこのカメラ、決してよい出来だとは思っていません。スペックからすればもっといい写真が撮れるはずなのに、入手して以来、ずっと裏切られてきました。それでも、1000万画素の最新コンパクトモデルに負けるようなことはありません。

ちなみに、今回のテストで難儀したのは、S600には絞り優先(A)モードもシャッター優先(S)モードもないため、絞りが利かなかったことです。
これはS600だけでなく、今のコンパクトデジカメはすべてそうなっています。
今まではあまり深く考えなかったのですが、裏読みすると、AモードやSモードを搭載して、こうした厳密な撮影比較をやられてしまうと、小さなCCDに1000万画素を入れている馬鹿馬鹿しさが如実にばれてしまうので、ごまかすためにまともな撮影術が駆使できないようにしてあるのではないか……とも思えてきました。

最後に、分かりやすいように、元画像の月の部分だけを切り抜いた原寸画像を並べておきます。

Moona
A:600万画素、375mm相当 APS-CサイズCCD(約369平方ミリ)
Moonb
B:1000万画素、112mm相当 1/2.33型CCD(面積約29平方ミリ) 
Moonc
C:500万画素、90mm相当 (2/3型CCD 面積約58平方ミリ)

★それぞれ、画像をクリックすると原寸表示になります。

現在出ている小型デジカメで、1/2.33型CCD1000万画素という仕様のものは、どれも同じCCDを使っているはずで、部品の性能は同じでしょう。NikonだからCanonだからSONYだから、という問題ではなく、約29平方ミリしかないCCDに1000万画素を詰め込むことから生じる根本的な問題です。

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モデルさんには苦労する

Kaokao

人物は広角で撮ってはいけません……というサンプル写真に応じてくれるモデルさんはなかなかいません。
そりゃそうですね、ブスに写るのを実証するわけだから。
人物モデルにはいつも苦労します。1冊目のデジカメ本となった『デジカメ写真は撮ったまま使うな』(岩波アクティブ新書)では、歌の弟子ともいうべき千亜紀に頼みました。「きれいな写真を使ってくださいね」と嘆願されてしまいました。
2冊目の『裏技デジカメ術』(青春新書)では、編集者が頼んでいたモデルさんが当日になったら「やっぱりやめます」とドタキャンしてきてまいりました。
今秋、3冊目の本が出ますが、人物モデルは、これまた一度断られてしまい、ほとほと困っていたところ、ひょんなことからみちのくボンガーズのリーダー「オカン」に頼み込むことに成功。
この写真、よく見ると耳からイヤホンのコードが出ていますね。福島中央テレビの『ゴジてれCHU!』の生中継現場で撮らせてもらったものです。
パパッと撮ったので、後から見るといろいろ問題が……でもまあ、いいや。
奇しくも、掲載された今日はオカンの30歳の誕生日だったとか。
オカンと関あつしによる漫才ユニット「母心」のブログはこちら
いや、助かりましたよ>オカン、関くん

関くんといえば、先日、真夜中の常磐道某PAでばったり。これだけ人口密度が低いエリア、しかも真夜中に知っている人間に遭遇する確率なんて、ほんとにゼロに近いだろうにね。奇遇ね。
そのうちまた会えるといいね。

……と、いつしか私信モードに……。

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連写はイライラ

Moriao2
Moriaokakudai

モリアオの卵から落下するオタマを撮ろうと、相当苦労しました。
その様子は「阿武隈日記」に詳しく書きましたが、1日目はズボラレンズ(タムロン18-250mm)を使っていたので、日が落ちてくるとともにシャッター速度が足りず、失敗写真ばかり。

こんな感じですねえ。
Exif情報を見たら、1/60秒でした。1/60秒では落下するオタマをクリアには撮れないんですね。
で、翌日、別の卵を、30mm/F1.4の固定焦点レンズで狙ってみたんですが、うっかりPモードにしたままだったので、絞りがF4にまで絞られてしまって、これまた高速シャッターになりませんでした。
おばかな私 (x_x)\バキッ☆
元気が残っていれば、来年また挑戦してみます。
ん? なんでしたっけ、今回のテーマは。
あ、そうそう、連写ですね。私のK100Dは、連写枚数が制限されていて、数枚撮ると記録のために止まってしまいます。その間にぽたぽたと何匹落ちていったことか。イライラ苛。
今月末、値段が落ち着くのを見計らって、SONYのα300を買うつもりです。

α300は連写枚数は無制限(メモリの許す限り)らしいですし、連写速度もK100Dよりは速いはずなので、もっと成功確率が上がるでしょう。
しかし、SONY(ミノルタ)マウントのレンズを1本も持っていないので、一からレンズを集め直しです。最初の一本は、無論タムロンの18-250mm。これとα300本体で10万以下で収まるかどうか。
お金がないので、Nikonマウントの18-250mmは手放します。誰か買って。
Pentax用のマクロレンズ(90mm/F2.8)も手放すかなあ。考えてみれば、シグマの18-50mm/F2.8があるのだから、あまり変わらないし。マクロレンズでマクロ撮影をすることは滅多にないということに気づいてしまったので。
(マクロ撮影だと、F値を絞っても被写界深度は1mmのままで、ちょっとずれた部分はぼけまくる)
しばらくは、K100DにはF1.4/30mmをつけっぱなし、NikonのD70には85mm/F1.8をつけっぱなし、α300にはズボラレンズ(18-250mm/F3.5-6.3)をつけっぱなしという体勢で行こうかと思っています。



★今回のbeの元記事は⇒こちら
★beの記事一覧は⇒こちら

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やっぱりフラッシュは嫌い

Rakutonegao

ほとんどガバサク講座専属モデルとなっている大塚楽人くんです。3歳になりました。
母親の大塚愛さんと知り合ったときは、彼はまだお腹のなかでした。時間の経つのは早いものです。
この一家は今も、電気の来ていない山奥に住んでいます。
モリアオの卵がいっぱい田圃の縁に産みつけられていると愛さんからメールがあり、原人村を訪ねたときに、ついでに撮ったのがこれ。クルマの助手席で眠りこける楽人くんを、フラッシュある/なしで撮りました。
しかし、原人村への道はものすごいラフロードで、普通の乗用車では腹をこすること必至。そんな道を何キロも走ってきた直後でも熟睡状態。子供はタフですね。チェンソーや電気鋸を唸らせる母親の背中で赤ん坊時代を育ったため、相当神経が太く形成されているのでしょう。

カメラはNikonのS600。コンパクト機としてはわりと売れている最新モデルです。顔自動認識機能というのがあるのですが、ポートレートモードにすると、内蔵フラッシュも自動的にAUTOになってしまいます。
画素数が多すぎるのに加えて、あちこち、親切なようで使いづらい機能がいっぱい。数枚連写していちばん手ぶれしていないショットだけをカメラが自動判断して記録するという、ベストショットセレクターとかいうしょーもない機能があるかと思うと、絶対に必要な機能であるオートブラケットは搭載していないなど、問題満載。
それでも、このジャンルの現行機の中ではいちばんいいかなと思って買ったわけです。他メーカーの同価格帯モデルも、推して知るべしでしょう。
S600は、最新の1000万画素超コンパクト機の描写力を知るために買いました。ほしいから買ったわけではありません。かなり使い込みましたが、高画素化の弊害は想像以上で、色階調が浅く、森などを撮ると緑が浅く、均一になります。
同じCCD面積で、現在の技術レベルで400万画素くらいにしたCCDを作れば、確実に撮れる写真は美しくなるはずです。で、400万画素で不足するような利用形態は一般にはまず考えられません。不必要な解像度を宣伝文句に使うためだけに、わざわざ汚い写真になることを承知で高画素CCDを開発し続けている業界の現状は、どう考えても異常です。

さて、話題を内蔵フラッシュに戻しましょう。屋外で撮っているため、今回の写真はフラッシュをたいたときの写真もそれほど悪くはないですね。最新モデルではこのへんのさじ加減がうまくなっているなあと感心させられました。
でも、やっぱりフラッシュなしのほうが、自然光の陰影がいい感じで出ていると思います。

この回の元記事は⇒こちら

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ヒッキーは一斉に

Hiki

今、次のデジカメ本(今秋、講談社現代新書から発刊予定)の執筆中です。このbeの連載と、YomiuriPCの連載で使った写真を中心にしていますが、一から書き下ろししています。写真のレイアウトとのかねあいがあるので、普通の原稿の何倍も時間がかかっています。

ヒキガエルの卵から変態までを見守ったのは今回が初めて。他のカエルとはまったく違いますね。オタマも変態後のミニカエルも小さいし、すごくひ弱でデリケート。
阿武隈日記に上陸時のリポートがありますのでご覧ください。
⇒こちらです。

この後、実はズボラレンズではいかんだろうと反省し、TAMRONの90mm/F2.8というマクロレンズを買ったのですが、マクロ撮影ではむしろズボラレンズのほうが失敗が少なかったです。マクロレンズは被写界深度が浅すぎて、ちょっと奥行きがあるものは全体がピント範囲に収まりません。なにせ、最短距離で撮ると、被写界深度は絞り値に関係なく1mmしかないんですね。これは厳しい。
マクロレンズとはいうものの、実際には中望遠レンズとしてポートレート用にするといった使い方が正しいようです。
カエルの撮影は、未だにA200がいちばんいいかもしれません。バリアングルモニターで、真横から撮ったりできますから。
SONYのα350の低解像度バージョンが出れば買うのですが、α350は無用に解像度が高すぎて、今ひとつ決断できません。ミノルタマウントのレンズって、1本も持っていませんし……。
この秋のニューモデルで、α350に代わるモデルが出ないようなら、いよいよ決断して買おうと思っています。
K100Dは解像度的には問題ないのですが(600万画素ですが、これで十分)、連写性能が弱いのと、シャッター音がうるさいのが気に入っていません。あと、オートブラケットにするとISO感度の自動増感が無効になるのも面倒。
でも、当面、K100D+TAMRON18-250mmの組み合わせがメインになりそうです。

この回の元記事は⇒こちら

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フォーサーズは悪くない選択

43rds2

オリンパスのE-510というフォーサーズ機(レンズは14-54mm F2.8-3.5)を借りる機会があったので、いつもの犬の集まる公園に行ってみました。
日がかなり傾いていて、光量が確保できません。この写真は望遠端の54(108)mmで開放のF3.5、ISO値は400でハイゲイン撮影で撮っていますが、シャッターは1/320秒がやっと。
手ぶれ補正機構ももちろんオンですが、やはりこの程度にはぶれてしまいます。連写した他のコマはもっとひどいブレかたなので、これがいっぱいいっぱいという感じです。
APS-Cサイズのデジタル一眼なら、F1.8/85mmや全域F2.8の90mmあたりをつけて撮るところです。それだともう少し速いシャッターが切れます。
35mmフィルム換算で108mmですが、実際の焦点距離は54mmで、F3.5開放にしても、背景のぼけ方はこの程度です。撮るものによっては背景がぼけにくいほうがありがたいこともあるので、これは一概に欠点とはいえません。

43rds1

こちらは同じE-510で、寝そべっている犬を撮ったもの。1/125秒。F3.5、54(108)mm。ISO 400。

E-510は操作感が非常によいカメラで、撮っていて気持ちがよいです。このときは光量が足りませんでしたが、普段、暗い室内で撮影しても、それなりにいい雰囲気の写真がシャキッと撮れます。このシャキッと感や操作性のよさがデジタル一眼ではとても大切なことですね。
フォーサーズは売れていませんが、私は悪くない選択だと思います。
バリアングルモニターでライブビューできるモデルも出ました。これをかつてのレンズ一体型高級機感覚で使うのは楽しいですね。
割高なのが最大の欠点でしょうか。
もう一声明るいズームレンズがそこそこ安い値段で出ると魅力が倍増するのですが……。

この回の元記事は⇒こちら

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PLフィルターは高いし……

Iwana

今回の記事については、居関様から興味深い情報をいただきました。

━━━━━━━━━
水中の魚を撮る方法ですが、一眼ならPLフィルターを使うところなのでしょうね。
でも、コンデジにあうものはありません。そこで、こんな方法があります。
3D映画を見るときに使う眼鏡を使うのです。紙のフレームのあれです。一眼の前玉には小さくて使えませんが、コンデジには十分です。使い方は、レンズの前にかざしてぐるっと回していいところを探す(PLフィルターと同じです)。
この方法で水面の反射やガラスの写り込みを取り除く事が出来ます。本物のフィルターと同じく空も雲もくっきり写ります。眼鏡はTEPCOのテーマパークでもらったものなので、投資は0円です。
━━━━━━━━━

テーマパークなどの入り口で渡される偏光眼鏡は帰るときに回収するので、普通は手に入りませんが、なるほど、同じものなのかと気づかされました。
しかし、最初から用意していればいいですが、反射を抑えるために何かを用意しておくというのはまず普通には無理ですね。ましてや、イワナはワープするがごとき速さで泳ぎますから、撮影はおろか、肉眼で見ることも難しいです。やはり最後は運ですねえ。(かなり無責任な結末か……(^^;;

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絵になる

Nanohanacello2
これだけの絵を1週で終わらせるのはもったいない、ということで、今週も菜の花畑コンサートの写真を使いました。
前回同様、背景に菜の花以外を入れない、がキモです。
上に余計なものがあるなら、横長に切ってしまえ……というのが今回の発想。


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だんだんずるくなっていく

Nanohanacello1
今週はこんな写真でした。
記事では、鈴木鎮一氏が始めたなんとかかんとかというくだりがありましたが、一般には「鈴木メソード」の名で知られていますね。鈴木メソードの東北チェロ教室のみなさんが行ったコンサートです。

菜の花で埋め尽くす作戦をやったわけですが、実際にはこんな場所でした。
Nanohanazenkei

で、さらに正直に申告すれば……、本当はこうでした。
Chello2

モデルは菅野修吾くんです。来週も登場です。


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こんなに違うのですね

Tansuhikaku

獏工房http://abukuma.biz/bakukobo/の池田守さんが作った箪笥。遊びに行ったついでに「広角と望遠での写り方の差を出すサンプルとして撮らせてね」と、サクサクっと撮りました。
これは分かりやすいですねえ。四角いから。
左は18(28)mm、右は50(75)mmで撮ったもの。
でも、ほんとは、こっちのほうが面白いかなと思ったんですね。

Chairhikaku
ハイバックチェア。
でも、分かりやすいのは箪笥だということで、箪笥のほうが採用に。
広角で撮ると形が歪みますが、それを遊びに生かした面白い作風というのも楽しいですよ。

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定規をあてればさらに正確

0805chiisaihana

今週はこんな写真でした。この花はオオイヌノフグリですね。

ついでに、これはうちの池で産まれて目下順調に育っているヤマアカガエルのオタマ。
0805otama

観察用に2匹だけ池から拉致してきました。他に、シュレーゲルアオガエルのオタマ3匹とアズマヒキガエルのオタマ2匹も観察中。
池ではマツモムシに食べられたり、毎日ドラマが起きています。
なかなか脚が生えてこないなあ。

最後は、もっと正確に、定規を横に置いたやつ。
ヤマナメクジというやつです。10cmくらいあるんですが、こうしてやらないと大きさがまったく伝わりません。
0805namekuji

でも、定規を持っていなかったら……?
私にはここまでやる根性がありません↓
⇒こんな人もいるんですねえ
太さといい……完敗です(^^;;


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デジタル一眼レフカメラ専用レンズ

Aigamo

今回の写真はテーマとは直接関係ないですね。
合鴨農法というのは、田圃に合鴨を放し、虫を食べさせ、同時に糞を肥料にすることで、メンテナンスフリー、省農薬をめざした水耕栽培方法です。収穫後、お役ごめんになった合鴨たちはお肉にされてしまうのが通例です。
中には、「1年間お疲れ様」とねぎらい、冬の間も飼い続けて、翌年また田圃に放す農家もあるようですが、要するに冬の間飼っている手間と餌代より、食べたほうがいい、ということのようです。人間ってやつはまったく……。

閑話休題。
デジタル一眼レフカメラ用レンズの話ですね。
実は、デジタル一眼レフカメラといっても、フォーサーズ以外はCCDの大きさがきっかり決まっていません。例えば、ニコンのデジタル一眼レフカメラよりCanonのデジタル一眼レフカメラのほうが一回り小さなCCDを使っています。APS-Cサイズ用のデジイチ専用レンズは、この部分の余裕を見て設計しているので、どのカメラでも周囲がわずかに切り取られているはずです。当然、CCDが小さなカメラほど切り取られる部分は大きくなります。

それでも、35mmフィルム専用レンズに比べたら、切り取られる部分は微々たるもの。光の屈折なども、CCD向きに設計されていますので、35mmフィルム専用レンズを「代用」するよりははるかに安心感があります。また、量産体制に入れば、当然、35mmフィルム専用レンズよりコンパクトな分、安く生産できます。

デジタル一眼レフカメラ専用レンズについては、
⇒こちらをご参照ください。
私は、タムロンの18-250mmという超広域ズームレンズを2本(ニコン用とPentax用)、シグマの30mm/F1.4というデジタル一眼レフカメラ専用レンズでは最も明るい単焦点レンズを1本(Pentax用)、シグマの18-75mm/F2.8というレンズ(Pentax用)を1本持っています。最近はもっぱらPentaxのK100Dにタムロンの18-250mmをつけっぱなしにしています。楽だからですね。当然、これだけの超広域ズームだと、無理があるので、望遠端やマクロ撮影時では写りが甘くなりますが、とにかく「楽ちん」なので、この便利さに甘んじてしまっています。

まったく新しく揃えるのであれば、SONYのα350とタムロン18-250mmの組み合わせが安くて便利でしょう。お勧めです。

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CCDの面積比較

Ccdhikaku

撮像素子の面積比較については⇒こちらに詳しく解説があります。
このページを書いた当初からはさらに高画素化が進み、今ではコンパクトデジカメに多く使われている1/2.5型CCDでも平気で1000万画素超を謳うようになりました。
CCDはほぼ独占的に製造しているメーカーがあり、大量生産されるため、カメラメーカー側が「そんな高画素はいらない。同じ面積でもっと低い解像度で作ってくれ」とリクエストしても、なかなか応えてもらえません。「作りますけれど、特注扱いとなり、高いものになりますよ」と言われてしまうでしょう。
ですから、無意味な高画素化をやめたいと思うメーカーが出てきたとしても、一社だけ低画素で設計したCCDを使うというわけにはいかないのだと思います。馬鹿馬鹿しい話ですね。

さて、紙面では小さくてよく分からなかったと思いますので、改めて比較画像を掲載します。
上の画像をクリックして大きくしてから見てください。
画像全体が35mmフィルム1コマ(36×24mm)だとすると、赤い枠がAPS-Cサイズ(23.4×16.7mm)、黄色い枠がフォーサーズ(17.3×13.0mm)、真ん中の白い四角が、現在最も多く採用されている1/2.5型CCDの面積(5.7×4.8mm)です。
5.7×4.8mmというと、1cm四方に満たないわけで小指の先にのせても指先より小さいですね。そこにAPS-CサイズのCCD(一般的なデジタル一眼レフカメラ用CCD)と同等の画素数を押し込むことがいかに無謀かは、容易に想像できます。
ましてやケータイ内蔵のCMOSなんてさらに小さいわけで、100万画素でも多すぎるでしょう。
ほんとに、いい加減、この馬鹿げた高画素競争はやめてほしいものです。誰も幸せになれません。

★ちなみに、フィルムのAPS-Cサイズ1コマは23.4×16.7mmですが、デジタル一眼レフカメラのCCDサイズは統一されていません。メーカーや機種によって微妙に違っています。ですから、厳密に「APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ用レンズ」を設計するのは無理で、曖昧さを持たせています。
フォーサーズはその点、きっちりサイズが規定されているので、厳密な設計が可能です。ただし、CCDの面積そのものは小さい(約60%)ので、同じ解像度を得ようとすると、物理的には不利です。
また、CCDが小さければレンズの焦点距離も短くなりますので、背景をぼかすのも難しくなります。
ただ、私はフォーサーズ規格を悪いとは思っていません。実際に撮れる写真はかなりシャープでカチッとした印象があり、これはこれでバランスのとれた規格と言えるのではないでしょうか。


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他が同じなら画素数は少ないほうが吉

Oran3
↑これはFujiのFinePix S100FSで撮った多摩動物公園のオランウータン。元画像は3840×2880ピクセルあり、画素数で表せば1105万9200画素ということになります。
この写真を映し出すのに私が使っているパソコンモニターは1280×1024ピクセルです。その大きさをこの写真の比率に合わせて描いてみると、ざっとこの赤い枠くらいの大きさになります。
つまり、1000万画素で撮った写真を普通のパソコンモニターに等倍で全画面表示することはできません。
やってみるとこんなことになります↓
Oranzengamen
パソコンモニターにこの写真全体を映し出すには、30%ほどに縮小表示しなければなりません。縮小表示というのは、コンピュータが元画像から適当に画素を間引いて小さく表示するということです。
要するに、モニターで見るという用途であれば、1000万画素という解像度はまったくナンセンスであり、必要ありません。
では、高解像度のカメラで撮った写真は、細部まできれいに写っているのでしょうか?
上の写真を等倍で見るとこんな感じになります↓
Orans100a2
さすがに、レンズ一体型カメラの最高峰とも言えるS100FSだけのことはあり、きちんと写っていますが、色の解像力などは今イチという印象も受けます。
これと同じことを、1000万画素のコンパクトデジカメでやってみれば、とてもこんなきれいな画像にはなりません。にじんだような画像が現れるはずです。
小さなCCD(撮像素子)にたくさんの画素を詰め込むということは、1画素あたりが受け取る光の量は極端に少なくなりますから、本来の色調やコントラスト表現ができなくなります。それゆえ、各メーカーはその後の画像処理段階で工夫を凝らし、パッと見た印象ではそこそこきれいになるような画像エンジン作りに精を出しています。
しかし、最初からそんな無理な画素数で設計せず、画素数を落としたCCDにしておけば、無理のないきれいな画像になるはずです。
画質が悪くなるのを承知で画素数を上げている
今のデジカメ作りは、明らかにそうした思想で作られていると、私は思っています。
Oran2w
さて、今回使ったのは↑この写真です。Pentaxのデジタル一眼レフカメラK100D(初代)+タムロン18-250mmというズームレンズで撮りました。K100Dの最高解像度は3008×2000で、約600万画素。S100FSに比べると半分強の解像度ということになります。しかし、CCDの大きさは23.5×15.7mmですから、S100FSの8.8×6.6mmに比べると、6.35倍大きなCCDです。6.35倍の面積に、S100FSの半分強くらいの画素しか詰め込んでいないわけですから、1画素あたりが受け取る光量は10倍以上ということです。どちらが「美しい写真」になるでしょう? ちょっと考えれば子供でも分かるはずです。
上の写真の一部を等倍で映し出すとこんな感じになります↓
Oran2b
別ショットでもやってみましょう。
Orank100d1
↑K100D+タムロンで撮影
↓その一部を等倍表示
Orank100db
モニターに映し出す用途はもちろんのこと、印刷用としても、私は500万画素以上の解像度がほしいと思ったことはありません。A3のポスターを作るとか、雑誌の見開き全画面のグラビアを撮るというなら解像度が高いほうがいいですが、普段の撮影では500万画素以上の解像度は邪魔でしかありません。
私が、SONYのα350に魅力を感じながらも、まだ買わないでいるのは、画素数がありすぎて「信用できない」からです。画素数的には初代のK100Dで十二分であり、これ以上の画素数は、私の写真生活においては、マイナス評価にしかなりません。
ましてやコンパクト機では、1000万画素はナンセンスであり、同じスペックなら画素数が少ないモデルを選ぶでしょう。
それでも現行機は1/2.5型CCDで800万画素がミニマム。不愉快極まりないと感じます。
見えている画像はすべてサムネイルです。クリックして、大きくしてから見てください。

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現実的な連写性能とは?

Renzoku1_2
今回使ったのは、フジフィルムがこの春に出したS100FSというレンズ一体型デジカメです。
見た目はデジタル一眼レフカメラと同じで、重量や大きさも同じ。違いはCCDの大きさ(2/3型)とレンズ交換ができないという点。
ただ、レンズは28-400mmというズーム比でありながら、F2.8-5.3と明るく、安いデジタル一眼レフカメラとセット販売されているレンズなどより使いやすいものです。
このカメラを使ってみていちばん感じたことは、「シャッターチャンスを逃す」ということ。
例えば連写した場合、連写速度そのものは驚くほど速いのですが、その後の書き込み時間が長く、しかも、書き込みしている間、ファインダーが閉ざされてしまうので、動く被写体を追っている場合、被写体そのものを見失うことがしばしばありました。
左の連写のコマ間の動きを見れば、かなりの連写速度だと分かりますが、この後しばらくシャッターが押せないとしたら……?
本当の連写性能というのは、その後の書き込み速度が一瞬だったり、シャッターが押せない間も追尾くらいはできるということではないかと、つくづく感じたのでした。
━━━━━━━━━
FinePix S100FS F8 1/600秒 ISO400 73.6mm

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所詮はコンパクト機ではあるけれど……

Yozakura2

U50とExyが壊れてしまい、今、持っているコンパクト機はOptio X だけになってしまいました。
嫌いじゃないんですが、とにかく使いづらいカメラ。性能も、現在のモデルに比べるとかなり落ちます。
それで夜桜を撮ったのが今回の写真。
フラッシュある/なし 、など、いろいろやってみましたが、やはりちょっと離れるとフラッシュはまったく意味を持ちません。上の写真は広角5.8mm(35mm)でフラッシュなし。露出補正-0.7。夜景モード(ロングシャッター)。シャッター速度は1/8秒でした。ISO感度はAUTOだと、結果的に160になっていましたが、これは参考になりませんね。
下の写真↓も同じ条件で、少し近づいて撮ったもの。
Yozakura1

次は↓フラッシュあり。夜景&人物モード。1/10秒、17.4(107)mm。露出補正-0.7。
Yozakura3

露出補正をしない(+-0)で撮るとこんな感じ↓
Yozakura4

まあ、どれも満足のいく写真にはなりませんね。やはり。小さなレンズ、小さなCCDのコンパクト機では、夜景だのスローシンクロだのといっても限界がある、ということです。Optio X は開放F値は2.6ですから、今のコンパクト機よりは明るいレンズですが、手ぶれ補正はないし、映像エンジンの設計も古いですから、カメラの中であんまりいじるわけではありません。現在のコンパクト機は、カメラの内部処理をいかにうまく働かせるかの勝負になっている、とも言えそうです。
それにしても、真面目に設計されたコンパクト機がほしいものです。なんなら28mm単焦点レンズとかでもいいんですけどね。

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しつこく「ガバッと」撮れ!

Kujakub
↑今回の孔雀の写真は、こんなシチュエーションで撮られています。
上の写真は、コニカミノルタA200で撮っていますが、10.8(42)mmという標準レンズ的画角で撮ったもの。
これを、クジャクだけガバッと大きく、フレームからはみ出すほどに撮るため、望遠に切り替えて撮ったものが↓下の写真。
Kujaku

こちらは↑23.6(91)mm。しかも、ぐっと近づいて撮っています。
これが、しつこいようですが、「ガバッと寄って撮る」のガバサク理論。

しかし、A200はいいカメラでしたねえ。軽くて持ち運びもそれほど抵抗ないし……。

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高解像度の弊害と副産物

Yukihyoua
FinePix S100FS 102mm
↓切り取り
Yukihyoub

フジのS100FSという超弩級のレンズ一体型デジカメを借りることができたので、これを持って多摩動物園に行ったときのワンカットです。
檻の向こうにいるユキヒョウを望遠端で撮影。
それをさらに切り取ったのが下の写真。
3840× 2880で撮りました。単純に掛け合わせれば11059200画素(約1106万画素)ということになります。
これを切り取ったのが下の画像ですが、これが951×751で、71万4201画素。951×751ピクセルの画像というのは、パソコンのモニターに映し出すと、ほとんど目一杯まで広がります。1024×768のモニターですと、画像ソフトのウィンドウ枠やツールバーなどがあって、実際には全画面表示してもこの程度でしょう。場合によっては若干縮小しないとすべて映らないかもしれません。
要するに、モニターで見るにはこんなに小さく切り取っても、十分な解像度が得られます。この小さく切り取った画像をWEBにアップする場合、さらに解像度を落とさなければなりません。
951×751ピクセルの画像を、横幅10.16センチ(4インチ)の大きさにプリントした場合、4インチに951ピクセル並ぶわけですから、237.75dpiということになります。印刷物は、200dpi以上あれば十分きれいに見えます。というより、200dpi以上の解像度で印刷しても、人間の目にはほとんど違いが分かりません。
ちなみに、200dpiで印刷した場合は、横幅4.755インチ=12センチとなります。横幅12センチの印刷でも、この小さく切り取ったユキヒョウの顔は、解像度的には十分だということになります。
ただし、解像度的には十分でも、実際には、小さく切り取ってモニターに原寸表示すると、粒子の荒れや滲み、色調の平板さが目立ってきます。コンパクトデジカメでは見るも無惨なものもあります。
これは、CCDの面積が小さいのに無理矢理高画素にしたため、1画素あたりの受光量が減り、ダイナミックレンジが落ちているための弊害です。
FinePix S100FSは、現行のレンズ一体型デジカメでは最大クラスの2/3型CCD、しかも富士フイルムご自慢のハニカムなんとかCCDですので、現在主流の1/2.5型CCDを搭載したデジカメの1000万画素よりははるかにきれいな画像を得ることができるでしょう。それでも、一般的デジタル一眼レフカメラ(APS-CサイズのCCD)の1000万画素に比べれば大変なハンディを負っていることになります。
私は小さなCCDをここまで高画素化することには大いに疑問を持っています。適正な解像度というものがあるはずで、それはおそらくもっと低い解像度でしょう。
あまりに高画素化したために、レンズでズームアップするのではなく、カメラ内で画像を切り取って見かけ上のズーム倍率を上げた設計のデジカメが増えていますが、これも好きではありません。
一部のデジカメでは、この疑似ズームをOFFにすることができず、最高解像度より低く設定した場合は、自動的に(シームレスに)この疑似ズームに移行するようになっています。
また、記録画素数が少ないので、記録時間は短くなりそうなものですが、カメラ内でトリミング処理をする時間がかかるのか、疑似ズームでの連写などでは、その後の記録時間が異常に長くかかるようです。
疑似ズームにするくらいなら、最高解像度で撮って、後から自分でトリミングしたほうがよほどいいのですが(例えば、上のユキヒョウも、中央部から少しずれたところをトリミングしていますが、これは後からやっているからできることです)、連写しているときなどは記録時間を短くするために最高画素にはしたくないですし……デジカメがどんどんカメラ任せの「イージー操作」になるにつれ、実際には、操作しにくくなっている部分が増えています。
最近のコンパクト機(中級機でも!)には、Aモード(絞り優先)、Sモード(シャッター優先)すらついていませんしね。
……以上、最近のデジカメへのぼやきでした。

☆写真をクリックすると大きな画像が見られます
☆S100FSのインプレッション記事は→こちらです。

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コンパクト機は進化したのか?

Dam

今回の写真は、PentaxのOptio Xというコンパクト機で撮りました。
2004年9月発売で、とっくに生産終了しているモデルです。
36-107mm(35mmフィルム換算)というレンズは、広角側が伸びていないのが不満ですが、レンズはF2.6-4.8で、コンパクト機としては明るく、なによりもバリアングルモニター(というより、ボディが二分割して回転するタイプ)である点が、今では得られないメリットになりました。
最大記録ピクセル数は2560×1920ですから、492万画素。広告的には「500万画素」です。
CCDは2.5型ですから、本当は500万画素でも多すぎると思いますが、今のコンパクトデジカメは、このサイズのCCDに1000万画素を詰め込んでいるのが普通です。単純に考えれば、1画素あたりの面積は半分になってしまいます。
当然、今のデジカメのほうが映像処理エンジン部分は優れているでしょう。しかし、暗いレンズと小さなCCDで高画素化だけを無理矢理進めていく限り、魅力的なカメラは絶対にできないでしょう。
手ぶれ補正機能は確実にほしい機能ですが、その他の顔認識だのなんだのといったものは、私にはなんのメリットにも思えません。
愛用のU50が壊れ、サブ機(というよりIXY Canonのミニデジカメの性能を知りたくて買った)IXY Digital Lも壊れ、先日、パナソニックの最新コンデジ2機種をテストしたこともあって、このへんでバリアングルモニターは諦め(これから先、もう二度とコンデジでは出てこないのではないかと思い)、最新のコンパクト機を1つ買おうかと思ったのですが、比較検討しているうちにすっかり嫌になってしまいました。
Condigi1

こんな感じで比較検討をしていたのですが、すっかり購入意欲が失せました。どれもみな同じに見えます。
なんの工夫もないボディ形状。不必要な(というより害ばかりの)高画素化。
U50のような割り切りをもったコンデジは、もう未来永劫出てこないのでしょうか。
モニターが回転するスティック型のボディ。明るい単焦点レンズ。200万画素に抑えて画素ピッチをできる限り取ったCCD。
Optio X は使いづらいカメラですが、もうこのボディ形状のカメラは出てこないだろうと思うと、しばらくは、ちょっと重くても、操作性が悪くても、これで頑張ろうか、という気になります。



今回の写真のExif情報:
1/4秒、F2.6、5.6(35)mm
F2.6で1/4秒ですから、F3.5のデジカメなら1/2秒は必要になるでしょう。まあ、1/4秒でも1/2秒でも、カメラを固定しなければ、手ぶれ補正もなにも通用しないシャッター速度ではありますけれど……。
今回は橋げたに押しつけて撮っています。

それだけでいいんですが……。

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凍えそうな趣味

Modo13

場所が特定できるとまずいそうで、記事では「東北地方の~」となっていましたが、うちから十数キロのところにある毛戸ダムです。
氷結したダム湖の上に、こんな風にカラフルなテントが並び、ワカサギ釣りをする人たちで賑わいます。
行ったのは日曜日でしたが、荒天で、時折強風が雪を巻き上げ、竜巻のように氷上を渡っていくという、軟弱ものには辛い状況。
普段はこの何倍もの人が集まっているようですが、この日は早々に引き上げる人たちも目立ちました。
Modo4

これはダム湖を見渡せる場所に立ち、広角(35mmフィルム換算28mm)で撮ったもの。同じ場所から望遠(375mm)で撮るとこんな感じです。↓
Modo6

この人物(男性か女性かは分かりませんでした)の後ろに雪だるまがいることは、撮影しているときにはまったく分かりませんでした。
Modo3b

このときの様子は、⇒阿武隈日記に書いたので、よろしければ覗いてやってください。⇒⇒⇒こちら

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群集は上から撮る

Tenmangu1

群集は上から撮る。
それにしてもすごい人出でした。天満宮の骨董市。
これは石段の上から撮ったもの↓
Tenmangu2

ところで、長いこと「ガバサク談義」の更新が滞っていましたが、久々に2ページ追加しました。
フォーサーズ機でついに液晶モニターがチルトするモデルが2つ出たのと、FujiからS100FSという超弩級のレンズ一体型デジタルカメラが出たので、その報告です。S100FSは実写サンプルもあります。

S100FSで撮ったものをトリミング↑

同じものをK100D+タムロン18-250mmで撮ったもの↑


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舞台裏

Hina08
いろいろあって、更新が遅れました。
掲載は3月1日でしたが、今日はもう5日。ひな祭りも終わってしまいました。

今回は、写真スタジオのような設備がなくても、気力と工夫でなんとかしようと思えばなる、というお話。
この写真を撮った部屋はこんな状態でした。
人形を今から搬入しなければならないという状況で、部屋は戦場のよう。
あまり大きくすると怒られるので、このくらいで↓
右側に写っているスペースが、即席の人形撮影スタジオです。
Hina08b

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それにしてもU50

Trio1

前に、林家しん平師匠の高座の模様を掲載したことがありました。あれはオリンパスのC2000という200万画素の初期のデジカメで撮ったものです。
今回はSONYのU50という、やはり200万画素の古いモデル。同じ200万画素ですが、C2000のほうがレンズの質が格段によいので、こうした室内での撮影では圧倒的に高画質になります。
U50はレンズが小さいし、撮像素子も小さいので、画質は決してよくありません。
しかし、同じ大きさ、同じコンセプトで今の技術レベルで作れば、見違えるような画質のデジカメになるはずです。
残念ながら、その願いは叶いそうもありません。どのメーカーも、コンパクトデジカメには、もはや力を入れていないからです。
私は今のコンパクトデジカメを買う気になれません。U50のようなコンパクト機はもう出てこないのでしょうか。
本当に残念ですねえ。


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ゴロの歴史・デジカメの歴史

Goro99a
Goro99


この写真はゴロがうちにやってきた直後に撮ったものです。撮影したのは1999年のゴールデンウィーク中。今はなき小千谷市のアイリータウンというショッピングセンター入り口で売られていたのを買ってきました。いっぱいいたらしいのですが、最後に残った2匹のうちの1匹です。
この写真は元画像が640×480ピクセルしかありません。27万画素。当時のデジカメではそれでも高画素だったのですね。メモ代わりにしか使えないような代物でしたが、それでもフィルムがいらないというのは画期的で、感動したものです。

1年半後の2000年年末、ゴロは突然ごはんを食べなくなり、死にかけました。3週間食べないので、獣医さんに連れて行ったところ、胃に何かが詰まっている。ということでそのまま緊急手術。もっと早く連れて行けばよかったのですが、もはや薬でどうのこうのという事態ではない、とのことで、体力がない状態でお腹を開いて、強引に胃の中に詰まっていたものを取り出しました。
そのときの写真がこれ↓
Goroshujutsu1
胃の中に入っていたのはこれ↓
Goroshujutsu2

このとき手術をしてくださった獣医さん(麻生獣医科医院、川崎市麻生区王禅寺の上田院長)は本当に確かな腕で、その後も、奥歯が斜めに伸びて頬に刺さったり、毛玉が胃に詰まってものを食べなくなったりといったトラブルが続きましたが、そのたびに適切な処方と処置で、ゴロは今日も元気に家の中を走り回っています。

Goroshinsatsu

1999年の春に生まれた子なので、今年で10年目になりますが、今がいちばん元気かもしれません。毎日2回、ビタミンやらパパイヤ酵素やらを混ぜた薬を飲ませるのですが、ビタミンをのませるようになってから、下痢もしなくなり、本当に健康になりましたね。もう、相当な歳ですが、幸せそうです。
あのとき獣医さんに連れて行かなかったら。そして、その獣医さんが名医でなかったら、ゴロのその後の8年間以上の人生はなかったわけですね。運のいいやつです。

ん? 写真の話、していませんでしたね。
最初の2枚はオリンパスの初期のデジカメ。3枚目からはSONYのU50で撮っています。U50は今でもよく使います。ポケットデジカメは、その後、PentaxのOptio X とかCanonのEXYの小さいやつとか買いましたが、結局はU50を使っています。性能的には落ちますが、とにかく使いやすくて便利。こうしたデジカメが今では手に入らないというのは、本当に不幸なことです。U50を今の技術で作れば、大変な名機になるでしょうに……。


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絞りは地蔵と山に訊け

Skylinejizo2
今週の写真はこれ↑です。
魚沼スカイラインから見た越後の山並とお地蔵さん。
掲載したのは、敢えて地蔵がピンボケになっている写真。うしろの山にピントが合っています。よくある失敗写真の例。
1/100秒、F6.3、25.1mm、シャッタースピード優先モード

次はこれ↓
Skylinejizo3
↑1/1000秒、F2.3、絞り優先モード。
これだと絞りが開きすぎで、手前の地蔵のぼけ方が半端じゃないですね。さらなる失敗写真。
で、セオリー通りに手前の地蔵にピントを合わせると↓
Skylinejizo4
↑同じ1/1000秒、F2.3で、手前の地蔵にピントを合わせると、背景がこの程度にぼけます。
背景の山並がきれいなので、ぼけさせずに写し込みたいな、と思い、もう少し絞ってみました↓
Skylinejizo5

↑1/100秒、F6.3。最初の写真と同じ露出で、ピントを地蔵側に合わせたものです。
いろいろやってみましたが、どれも今イチ、ピンときません。(シャレか?)

で、このときのベストショットを最後にのせておきます。
Skylinejizo1

↑1/100秒、F8で撮りました。本当はもっと絞れる気がしますが、これ以上絞ると、今度は手ぶれの心配も出てきますね。


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一目瞭然

Yukikoma1

1/1000秒 F2.0

Yukikoma2

1/50秒 F8

雪は写っていませんね

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地味だぁ……

Yukieda1

Yukieda2


今週はえらく地味でしたね。小さな写真スペースをさらに半分にしているため、なんだかよく分からなかったと思います。
しかし、元写真もなんだか地味、というより、出来がよくなくて……。ほんとにただのサンプルという感じ。

もうちょっとなんかなかったのかなあと思っています。
こんなのも……やっぱり地味だな。

Yaneishi1

Yaneishi2

もちろん、どちらも上が元画像、下がコントラストを上げたものです。
まあ、好みにもよりますね。コントラストは上げないほうが好きだという人もたくさんいるでしょう。それもひとつの見識。
コントラストを上げると、細部の質感は失われてしまいますから。

次の例などは、コントラストを上げないほうがきれいですね。コントラストを上げると、薄く光が当たっている部分が全部つぶれてしまいます。

Madoakari1


Madoakari2

★画像は全部クリックして拡大して見てくださいね。


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屋根の雪──種明かし

Yukiyane1
↑今回の写真の元はこんな写真です。
え? 全然違うじゃないの、と言われてしまいそうですね。
はい。実は、スペースの関係で書けなかったことがいくつかあります。
最初、こんな感じにしたのですが↓
Yukiyane4
なんかつまらないので、窓を増やしてしまいました。↓
Yukiyane5
これはまあ、窓が四角いため、範囲選択も簡単でしたし、アート処理をした後だったので、継ぎ目も目立ちませんでしたね。
でも、本来はこの雪の面白さを忠実に写し取ったほうが「正統派」ではありますね。
ということで、別角度からの写真と、違う日に撮ったやつを最後にのせておきます。
すべて、拡大して見てくださいね。画像をクリックすると大きくなります。
Yukiyane2

Yukiyane3


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滴の世界

Shizuku1
おっと、更新し忘れていました(^^;;
もうすぐ金曜日で、明後日には次のが出てしまう……。
新聞に出ていた写真では「逆光」というのが分かりにくいでしょうから、もっと引いたやつをのせます。
クリックして大きな画像で見てくださいね。
林の向こうに夕陽が沈んでいくところです。

こんなのも……。
Shizuku2

今回出したやつはこれ↓です。
Shizuku3



KONICA MINOLTA DiMAGE A200
ExposureTime - 1/60 seconds
FNumber - 3.50
ExposureProgram - Aperture priority
ISOSpeedRatings - 100
DateTimeOriginal - 2007:02:18 16:14:06
FocalLength - 50.80 mm
FocalLengthIn35mmFilm - 200 mm


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ぴょんぴょんと10年目

Goro050109

うちのウサギは、1999年春生まれ。小千谷市のアイリータウンというショッピングセンターの入り口で売られていたのを買ったのですが、越後の家と川崎の仕事場、川崎の仕事場と阿武隈の新居を往復すること数十回。すでに2万キロくらいは移動していることになります。
この写真↑は2005年1月9日のもの。このときすでに7歳。今年はとうとう10年目に突入します。
1歳半のときに、胃にカーテンの切れ端を詰まらせて3週間ものを食べなくなり、死にかけました。このときは開腹手術。腕のいい獣医さんのおかげで生き延び、その後も何度か胃に毛玉が詰まったり、奥歯が斜めに生えるので、半年に一度のペースで麻酔をかけて歯を削ったり、そりゃもう手と金のかかるウサギになってしまいました。

まっくろなので、うまく写真が撮れることは稀です。順光ならいいんですが、ちょっと逆光だと真っ黒で顔も分かりません。ほとんどの写真はレベル補正して明るくすることになります。結果、ゴロが写っている写真は、たいてい背景が白っぽくとんでいます。

さっき(2008年1月6日)、同じ場所に引っぱり出して、強引に写真を撮っておきました。10年目を迎えた記念。
元気に跳ねていますが、いつまで生きることか。

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Goro0801d


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狛犬は控えめに……

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背景に写り込んだ余計なものを消す……というテーマ。
実は、今回も予定していた写真が使えませんでした。写っている女の子がどこの誰か確認が取れないからです。とてもいい笑顔で写っていて、使いたかったのですが、残念です↑

で、物言わぬ狛犬の写真に急遽差し替えました。
実は、この連載が始まる前、担当者からは「狛犬は控えめに」と釘を差されまして、今まで、狛犬の写真は封印し続けていました。
これが初めてですね。
小林和平の石工人生を変えることになったエポックメイキングな作品。古殿八幡神社の大作より、この石都都古和気神社の狛犬のほうが好きだという人もたくさんいます。この狛犬を見るために、大阪や九州などからはるばるやってくる人も後を絶ちません。


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↑ほんとに、後ろの民家が……ねえ……。建立したときにはなかったのですよ。
隣の町役場の人たちも、この狛犬の存在にはまったく無頓着。困ったものです。
ペタペタと貼り付けながら、邪魔なものを消していきました↓

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もうちょっと簡単な例も紹介しておきます。
こちらは和平の師匠・小松寅吉布孝の最高傑作。白河市の旧東村にある鹿嶋神社の狛犬。電線を消しました。

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しかし、フリーソフトのIrfanViewでこれだけの加工ができるというのはすばらしいですね。

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発表できない写真

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今回の「横位置写真を縦にトリミング」というテーマで、最初に使おうとしていた写真はこれ↑です。
去る11月3日(文化の日)に、川崎市の日本民家園で撮ったものですが、写っている女の子や母親と思われる女性などがどなたか分からず、掲載の許可が得られないということでボツになりました。
となると、こうした写真は、撮ったものの、永遠に発表ができないということになります。
やむをえず、誰だか特定できないよう、大幅にぼかしフィルターをかけてみました。
ご本人なら分かるはずですので、もしよろしければ私にご連絡いただければ幸いです。今回は掲載できませんでしたが、ご了承いただければ、別の媒体で使わせていただきたいと思っております。
とてもいい感じに写っている写真なので、できることならぜひ発表したいのです。

日常写真家、などと言っているものの、実際にはこうした問題があり「日常写真」も人物が入るとことごとく使えないということになっています。

そんなわけで、「専属契約」?モデルの楽人くんが何度も登場する、という次第です。
今回の元写真とトリミング後の写真を掲載しておきます。
Rakuto2borg
↑元写真

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Pentax K100D + SIGMA 18-75mm F2.8 50mm 1/40秒


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空に向かってフラッシュ?!

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空に向かってフラッシュを焚いても意味なしほーいちですが、手前に庇があったりする場合、面白い効果があります。

フラッシュなしのほうは、1/200秒、F7で、フラッシュありのほうは1/180秒、F6.3でした。
似たような写真をもう一例。
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2本の飛行機雲と枝の葉っぱの緑と、杉の建物の庇の内側が全部見えているという不思議な絵になりました。
まあ……勉強のための実験というか、遊びですね。


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農村歌舞伎

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今回は写真趣味と根性の話。
三脚を持ち歩く人>一脚を持っていく人>三脚も一脚も持たないけれどカメラは複数台ぶら下げていく人>カメラは一台しか持たないけれど重い一眼レフを愛用する人>一眼レフは重いのでコンパクトデジカメを使う人>写真はケータイ内蔵のカメラ機能でいいと思っている人
……の順番に根性があると言えます。
私は3番目のランクですね。

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こんな場所で行われました

Kabuki02
根性レベルの高い人

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一脚を持ち歩くのもかなりの根性


Kabuki00
私は根性レベルが低いので三脚も一脚もなし。でもカメラは複数台。

以下はこのとき撮ったもの。今回のオマケ写真です。

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Kabuki05

Kabuki06

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主役よりいい顔をしていた青年

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ISO感度設定

Kokiage

うっかり、一週間更新を忘れていました。毎週チェックしているかたには申し訳ないことをしました。すみません。

この風習の名称が思い出せず、苦労しました。一旦、原稿を入れてから、ゲラが出る前にようやく分かりました。
「こきあげ」というのですね。
「こき」は「こく」が動詞でしょう。脱穀するの「こく」だと思います。
福島県石川町で米作りをしている吉田さんに訊いたところ、
地方によって違いますが、「刈り上げ10日」の農事祭りです。稲刈りも脱穀も終わり農作業も一段ついた頃、旧10月10日に餅をつき、臼の上に篠箕(篠竹で編んで作った箕)を置き、その上にお供え餅を上げて、稲束、果物などを「田の神」にお供えし、豊作を感謝する行事です。この日は、餅を持って嫁、婿は実家に里帰りする日でもあります。
田の神はこの頃天に帰り、今度は山の神となり、春に再び田の神となって田んぼに降りてくる、と信じられています。……「いました」か……。
この行事は私の地方では40年くらい前から廃れていきました。稲つくりの中には色んな神にまつわる行事があったようですが、今は殆ど廃れてしまいました。写真を懐かしく拝見しました。

……とのことでした。


さて、ISO感度設定の話。
実は、私が最近よく使っているPentaxのK100Dは、いくつかの欠点があるのですが、ISOオートモードが、露出補整やオートブラケットと連動しないのもそのひとつ。ISO感度AUTOにしておいても、露出を手動で変更したり、オートブラケットを設定すると、感度は自動的にISO200(いちばん低い値)に固定されてしまうのです。これはなんとかしてほしいものです。
K100Dは社外のレンズ(シグマやタムロンなど)を使うと、1、2段明るめに撮れる傾向があり、デフォルトで露出をマイナス補整して使うことになるため、事実上、ISOのAUTOは使えないのと同じになってしまうんですね。

ですから、暗いところでは手動でISO感度を変更するわけですが、そのまま元に戻すのを忘れて次の場所、場面で撮影を続けると(例えば暗い室内から屋外へ出て)、とんでもない結果になってしまいます。

今回のオマケは、同じ場所で同じものをISO3200とISO1600で撮った写真。WEB用にリサイズした場合、その差はほとんど分かりません。また、どちらの写真も原寸(100%)で見れば相当粒子が荒れていますが、WEB用に加工したものでは気にならないですね。

Iso3200b

ISO3200
Iso1600b
ISO1600


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建物の写真は全体を欲張らない

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今回の写真は、川内村にあった川内第一小学校の解体現場。
beのコラムにちょっと書きましたが、かつては第一小学校~第三小学校まで3つあった小学校がすべて廃校になり、新たに、まったく別の場所に統合されました。普通に考えれば、真ん中にある第二小学校を使って統合すればいいものを、わざわざ新しく造るというのはどう考えても税金の無駄遣い。
しかも、廃校になった3つの学校はすべて解体するというのを、有志が頑張って再利用の道を探り、第二小学校は村を教育特区として認定させて大智学園というところの本校として利用してもらうことに。
第三小学校はいちばん風情のある建物ですが、これは「ひとの駅かわうち」という交流プロジェクトの本拠地として目下整備中。
しかし、第一小学校だけはついに解体されてしまいました。ご覧のように大きな木造の建物で、まだまだ十分使えます。当面、倉庫として貸し出すとか、レンタル事務所棟にするとか、いくらでも活用法はあるでしょうに。県道に隣接し、常磐道富岡ICにもいちばん近いので、物流の拠点にもってこいでした。まったくもったいないことです。

……という話はさておき、写真の話。
大きな建物を写すとき、広角で全体を入れたいと思うのはよく分かりますが、写真になると、とたんにしょぼくなり、迫力が失われます。全体を押さえた上で、おいしい角度や、一部を切り取った構図でも撮っておきましょう。
古民家の写真で、2つサンプルをつけておきます。
Minka1
Minka2

続きを読む "建物の写真は全体を欲張らない"

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風景写真が載せられないスペース

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今週のようないわゆる「風景写真」は、beの中で与えられた小さなスペースではほとんど無理なんですよね。
あれだけ小さくしてしまうと、風景のゆったり感がすっかり消えてしまいます。
本当は、こういう感じ↓のほうが、ススキの風情がよく出ていると思うんですが……。


今週はいつもより少し大きめにアップロードしました(横幅700ピクセル)。 クリックして大きな画像を見てみてください。


Susuki2_2
Susuki3_2

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起動時間より重要なのは記録時間

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今回はデジカメの起動時間(電源スイッチを入れてから撮れるようになるまでの時間)の話でした。
この写真を撮ったカメラが、さぞ起動時間が速いかのように思われたかたも多かったかもしれませんが、実はそんなことはありません。
この写真を撮ったカメラはPentax Optio Xというコンパクトデジカメですが、WEBで仕様表を確認したところ、起動時間は記述されていませんでした。今、改めて電源を入れてみると、しかし、2秒はかからず起動するみたいですので、遅くも速くもないですね。
少し前のデジカメは、起動するとロゴマークが1秒くらい表示され、それからようやくシャッターが切れるというものがありました。まったく、そんなもののためにメモリを取るなんて、とんでもない話です。
実は、起動時間より大切なのは画像の記録時間です。これは一眼レフとレンズ一体型では大きく差があります。
今日(11月3日)は思い立って、近所の日本民家園というところに行ってきたのですが、途中でK100Dのバッテリーが切れてしまい(このカメラはバッテリーが弱点)、途中からA200に持ち替えたところ、1枚ごとに記録時間が大きく取られて閉口しました。メディアへの書き込み速度は、一眼レフかレンズ一体型かということには直接関係ないはずで、レンズ一体型機でも、もっとちゃんと設計してほしいものです。
書き込み時間中はファインダーが真っ黒になるのも嫌ですね。そのへんは、一眼レフの操作性に慣れると、レンズ一体型機のもたつきが、ますます許せなくなります。



今回のデータ:
カメラ:Pentax Optio X F3.9、 1/100秒、12.2(75)mm、


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10月29日発売!『新・ワードを捨ててエディタを使おう』

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今回、この「作品」を出してきたのは意味がありまして、29日に発売になる拙著『新・ワードを捨ててエディタを使おう』(SCC)のカバーにこれを使ったからであります。
「宣伝っぽすぎる」ということで、原稿のほうは一部文章を差し替えさせられましたが、ここはプライベートなブログなので堂々と宣伝しておきましょう。

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こんな感じの本です。初版が非常に少ないので、大型書店のコンピュータ書籍関連の棚以外では見つけられないと思います。アマゾンで注文してください。
付属のCD-ROMには、普通に買うと3000円するテキストエディタQXがライセンス付きで入っています。つまり、WEBからダウンロードして登録するより、この本を買ったほうがずっとお得なのですね。
CD-ROMには、他にも、QXのユーザーたちによるレクチャーHTMLや、私が今回、新たに作った「お宝発掘アドベンチャーゲーム」なるお遊びなど、いろいろなものがごった煮的に入っています。
ブロードバンド時代の今、CD-ROMにソフトを収録しただけでは意味がないので、WEBでは入手できない「お宝」を詰め込みましょう、という発想です。
2300円+税という価格ですが、このCD-ROMだけでも十分にそれ以上の価値はあります。
熱烈な支持を受けた旧版を全面的に書き直し、本のボリュームも1.5倍に膨れあがりました。
◆ご購入は⇒こちらから

さて、この合成写真ですが、主役のオランウータンは動物園で撮影しています。超望遠で撮ったうえ、手前に邪魔なもの(ロープ)が写っているので、加工には結構苦労させられました。
毛並みが妙に赤くなっているのは、少しでも派手に見せようという工夫です。
参考までに、元写真を掲載しておきます。

Oranorg

◆ニコンD70+タムロン18-250mm F3.5-6.3。1/160秒、250(375)mm、F6.3(開放F値)で撮影。

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檻の向こう側

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今までこの「デジカメのキモ」で使ったゾウとフランソワルトンは、今年の3月10日にズーラシア(横浜)に行ったときに撮ったものです。今回のカンムリシロムクは3枚目。他にもトラ、オランウータンなど、いくつもの動物を他の連載などで使ってきました。動物園に一回行くと、使える写真がいっぱい手に入りますねえ。

このカンムリシロムクは、撮ったときはそれほど気合いが入っていたわけではなく、試しにシャッターを押してみた、という程度の撮り方でした。それでも、今数えてみたら13枚撮っていました。ゾウは80枚撮っていますので、それに比べれば気合いが入っていない……ということですが、13枚のうち、ピシャッとピントが合っていたのは2、3枚でした。やっぱり数打つことが大切なんですね。
タムロンの18-250mm F3.5-6.3という超便利なズームレンズを購入した直後で、そのレンズのテストを兼ねて行ったのですが、ニコンD70につけた場合、手ぶれ補正機能がないので、手ぶれを防ぐのが大変です。
最近、ペンタックス用にまったく同じレンズを買う羽目になりました。最初にニコン用を買ったときは、まだペンタックス用が出ていなかったのです。

檻はどの程度ぼけてくれるのか?
カンムリシロムクの写真、背景がチェック柄のようになっていますが、これが格子です。
もう少し分かりやすい例を出しておきましょう。
こちらも同じ日にズーラシアで撮ったオオワシ。
1枚目はペンタックスK100D+シグマの18-50mm。倍率は当然最望遠の50mm(35mmフィルム換算で75mm)。
2枚目はニコンD70+タムロン18-250mm。倍率は最望遠の250mm(375mm)。
同じ場所から撮っていますが、手前の格子のぼけ方がかなり違いますね。超望遠レンズは、檻の格子を目立たなくさせる効果もあります。ただ、手ぶれ補正機能なしのカメラにつけた場合、よほど気合いを入れないと手ぶれします。というか、手ぶれしないほうが奇跡だと思ってください。手ぶれ補正機能内蔵カメラにつけても、これだけの望遠だとぼけるでしょう。
2枚目の写真はちなみに1/60秒です。手ぶれしない目安は、F値分の1秒と言われていますから、この写真では1/500秒くらいのシャッター速度でないと手ぶれ必至ですが、根性で1/60秒で(しかも三脚なしで)撮っているわけです。

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Washi2

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おかりめ というらしい

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献上米とはなんぞや、という話は、御田植祭のときに書きましたが、稲刈りのほうは「抜穂祭」というそうです。ちなみに絣の着物姿の女性たちも、田植えのときは「早乙女」で、稲刈りのときは「御刈女」というらしい。でも、大辞林で引いても、早乙女は出てくるけれど御刈女というのは出てこないので、間違っているかも。
田圃では、最近僕が写真の師匠と呼んでいる「自然山通信」(トライアルバイクの雑誌)のニシマキさんとか、村会議員でもある小松屋さんとか、村長とか、官僚生活を辞めて山奥に引っ越してきたkerokotanさんとか、普段、ご無沙汰している隣人たちが集まってきていて、顔を見て無事を確認するいい機会でした。

しかし、田植えのとき以上に、今回は満足できる写真が撮れませんでした。ひとつは、田圃に直接入っていって撮ったので、僕の存在が違和感を醸し出していたことにあるかも。ニシマキ師匠は、ちゃんと鎌を持って稲刈りしながら、その合間にシャッターを押していた分、いいショットが撮れたのかなあ。やっぱり、気合い入れていい写真を撮るぞ撮るぞと構えると、撮られるほうもそれを察知してしまうんだろうなあ……などなど、後から反省することしきり。
こういうイベントにおいて、自然体で写真を撮ることの難しさを改めて知った次第であります。
今回の献上米・献穀田シリーズの主役・秋元さんが塾長をつとめる「農学塾」のサイトは⇒こちら



どれを載せようか、最後まで悩んだショットをオマケでつけときます。どの写真も、サムネイル表示のままでは顔の表情が見えません。クリックして拡大した写真を見てくださいね。
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38inekari2


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スローシンクロは難しい

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↑赤目補整前と後↓

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今回はスローシンクロということでこの写真を出してきましたが、校了寸前になって、ボルゾイの赤目が気になって修整しました。新聞に載ったのは赤目補整後のものです。

スローシンクロは、背景をしっかり写し込むためにはロングシャッターでもぶれないようにしなければいけないわけで、よく写真雑誌などにサンプルで使っている写真は、三脚を使ってしっかり固定して採っていると思います。
普通は三脚を持ち歩いたりできないので、手ぶれをさせないぞ、という根性が問題ですね。スローシンクロでは手ぶれ補正機能などもあまり役に立ちませんし。
これはもちろん三脚など使っていませんし、相手もせわしなく動いていたので、内蔵ストロボのチャージ時間とのタイミングもあり、運任せのシャッターでした。

もう少しピントがまともに合っている写真があるのですが、『裏技デジカメ術』に使ってしまったので、今回は別ショットを掲載しました。
その写真も紹介しておきます。↓

Boruzoy3

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窓ガラスは天然の美術館

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いつもクールな担当編集者が、珍しくこの写真を「すごいですね」とコメントしました。
へえ、こういうのに反応するんだ、と、意外に思ったものです。

夏の夜、窓ガラスは毎晩、天然の美術館になります。
蛾とカエルは毎晩入れ替わり立ち替わりやってくるので、すっかり見飽きました。
例えば⇒こんな感じ
あるいは⇒こんな感じ

カメラの内蔵フラッシュはこういうときに使うと効果的。人間にこれをやると怒られます。

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マクロに強いカメラは?

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今回はいつもとは違って、完成写真ではありませんでした。
こんな風にして撮った写真は、これです。

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で、この写真を撮っているのが、コニカミノルタDiMAGE A200というカメラですが、ご存じのように、コニカミノルタはだいぶ前にカメラ事業から撤退してしまいました。一眼レフ部門だけはSONYに引き継がれ、αシリーズとなって製品が出ていますが、レンズ一体型モデルは消えてしまったのです。まことに残念。

お、これは凄い! と思えるような傑作写真の多くを、A200で撮ってきました。特にマクロ。
A200は望遠端と広角端でしかマクロ撮影ができない仕様ですが、広角端はあまり迫力がないので、使うのはもっぱら望遠端のマクロです。望遠端は35mmフィルム換算で200mm相当。これでマクロですから、大迫力の写真になります。
ただ、200mm相当のマクロだと、ピントが合う範囲(被写界深度)が浅すぎて、画像のごく一部以外はボケボケになってしまうことも多々あります。

また、AFがなかなか合わないのも難点。A200はもともとAF性能が弱く、ちょっと暗かったり逆光だったりすると、まったくAFが使えないことがよくあります。マクロではこの傾向がさらに顕著で、AFを断念してMFにしなければならないこともよくあります。しかし、他のカメラもそうですが、A200のマニュアルフォーカスのやりづらさは半端ではありません。

このへんの弱点を克服し、なおかつA200と同等以上のシャープなマクロ撮影ができるカメラはないものかと、常々思っているのですが……。
ちなみに、デジタル一眼レフカメラは、バリアングルモニターが使えないため、その点だけでもマクロ撮影では非常に不利です。

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デジタル一眼レフの悩み

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最近、オリンパスのE-510を触る機会があり、愛用のペンタックスK100Dと同じ状況で撮り比べてみました。
オリンパスはフォーサーズというデジタル一眼レフカメラ専用規格を提唱しており、同社が出しているデジタル一眼レフカメラは全部フォーサーズ機です。
フォーサーズは、一言で言えば、他社のデジタル一眼レフカメラの約半分の撮像素子面積(4/3インチ型CCD……フォーサーズという名前はここから)なので、解像度的には不利になります。同じ解像度を得るためには、1画素あたりの受光量が減るわけですから。
といっても、一般のコンパクトデジカメの撮像素子に比べれば圧倒的に大きいわけですが……。
長所としては、完全に規格を統一したので、専用レンズが設計できる点。他社のデジタル一眼レフカメラは、APS-Cサイズといって、ほぼAPSフィルムカメラの1コマと同じ撮像素子面積を持っていますが、メーカーや機種によって撮像素子面積は微妙に違うので、レンズ設計もアバウトにならざるをえないわけです。
そのへんのことは、本宅サイト(http://takuki.com/)の中にある「ガバサク談義」コーナーに詳しく書きましたのでご参照ください。

で、E-510(ズイコー 14-54mm F2.8-3.5付き)ですが、なかなか軽快な操作性で気に入りました。AFの速さなどはK100Dより上。写り具合の質感は同等、といったところでしょうか。
撮像素子が小さいことによる解像度の濁りのようなものは感じませんでした。むしろ専用設計レンズによるきれのよさのようなものを感じました。
連写速度も510のほうが上。これは高速度処理のCFカードがついていたせいも多少あるかもしれません。

ただ、背景をぼかすには、どうしても不利になります。
K100Dにはシグマの18-50mm 全域F2.8 EX DCをつけていましたが、広角側は14mmと18mmの差ですから、それほど感じないとしても、ポートレートに使いそうな標準域から中望遠あたりでは、背景のぼけが足りないと感じることが多いかもしれません。
あと、細かいことを言えば、AFのモーター音やシャッター音がちょっと甲高くて神経に障る感じで嫌だな、という程度。

いちばんのデメリットは価格で、現在(2007年9月)の実勢価格では、510にまともなレンズ(例えば今回体験したズイコーの14-54mm F2.8-3.5)をつけると14万円くらいになります。他社のデジタル一眼レフカメラのように、35mmフィルムカメラ用のレンズを代用するということもできませんから、使うレンズはすべて新調しなければならず、他社のデジタル一眼レフカメラよりかなりコストがかかることになります。

私は今、よいデジタル一眼レフカメラを持っていません、ニコンのD70とペンタックスのK100Dですが、どちらも庶民がようやく手が出るようになったという入門機。D70はいくつもの初期不良を乗り越え、今も、ときどきCFカードを認識しなくなるというトラブルと隣り合わせで使い続けています。これはひとえにレンズ資産の関係。タムロンの18-250mm(デジタル専用)レンズがメインで、他にニッコールの85mm/F1.8と50mm/F1.4(いずれも単焦点、35mmフィルムカメラ用のレンズ)をときどき。
フィルムカメラでは10年前、20年前のカメラでも、現役バリバリですが、デジタルの世界では、D70くらい古くなると、もはや連写性能などがあまりにも見劣りします。K100Dの半分というところでしょうか。
ニコンのレンズを持っていても、ニコンの最新デジタル一眼レフカメラを買う気が起きないのは、手ぶれ補正機能がないからです。これはもう、今となっては致命的。レンズを1本も持っていないのにペンタックスを買ったのは、手ぶれ補正機能内蔵と、価格が安かったからです。

K100Dは安くて使いやすく、いいカメラだと思いますが、ローコストに徹しているところで、ときどき不満に思えることもあります。例えば、AF補助光が出ないこと(内蔵ストロボが兼用しているため、ストロボ格納状態では使えない)。シャッターが安く作られているので、音や作動感がチープ(カショーンではなく、カタンカタン、という感じ)なのも、ちょっと物足りませんが、まあ、写真の質に関係してくるわけでもないので、そのへんは我慢。

K100Dには、シグマの18-50mm 全域F2.8と30mm/F1.4を半々くらいで使っています。
望遠がないので、先日、ヤフオクでペンタックスの80-200mm、F4.7-5.6という安いフィルムカメラ用のレンズを買いました。明るい室外でなら十分使えます。望遠端で撮ってもブレもなく、手ぶれ補正機能内蔵の威力を再確認させられました。
ペンタックス用にもタムロンの18-250mmを買うかどうか思案中。ニコン用のを買ったときにはまだペンタックスマウントのが出ていなかったのですが、D70では、手ぶれ補正機能がないので、250mmで撮るとさすがに手ぶれ写真の連発になります。

そんなわけで、もっといいカメラがほしいんですが、今はどうも買い時じゃないのですね。
次に買うとしたら……、

1)ニコンが手ぶれ補正機能内蔵モデルを安く出したとき
2)ペンタックスがライブビュー&バリアングルモニター機を出したとき
3)オリンパスがE330の後継機(つまり角度可変モニター搭載で手ぶれ補正機能内蔵)を出したとき

……のいずれかでしょう。
どうなるのか分かりませんが、はっきりしているのは、
もはや、手ぶれ補正機能内蔵ではないデジタル一眼レフカメラを新たに買うことは絶対にない、ということです。

解像度に関しては、私は巨大に引き伸ばす仕事はまずしないので、500万画素もあれば十分です。従って、これ以上解像度を無理に上げていく方向に競争するのはやめてほしいと思っています。

今週のオマケは、ボルゾイとコーギー。
ほとんど太陽の光が消えた、薄闇の公園で撮りましたので、粗いです。
D70+ニッコールF1.8/85mm。F1.8、1/30秒

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室内で動く人物は難しい

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人物の写真はなかなか使用許可が取れなくて、というか、撮影チャンスが少なくて、掲載するのが大変なんですよ。今回はモデルが自ら名乗り出てくれたので助かりました。
お礼にお店情報を。
「碧い月」のサイトは⇒こちらです

紙面でも書きましたが、F2.0でもダメでした。持っていったのは、いつもの
コニカミノルタA200(F2.8-3.5)
パナソニックLC1(F2.0-2.4)
ペンタックスK100D+シグマ30mm/F1.4
ニコンD70+ニッコール50mm/F1.4
の4つですが、F1.4をつけた2台以外はまったくダメでした。手ぶれというよりも、被写体が動くのでぶれるんですね。
この写真はK100D+シグマ30mm/F1.4を開放で使っていますが、シャッター速度を見ると1/30秒となっています。手ぶれ補正機能内蔵のK100Dでも、最低1/30秒は必要だったわけです。
F2.0やF2.8でもダメだったということは、一般のデジタル一眼レフカメラにセットで付いてくるF3.5-5.6のレンズでは、まったく無理な状況ということです。

それにしても、シグマの30mm/F1.4というレンズは貴重なレンズです。一般的なAPS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラにつければ、画角的には45mm前後ですから、まさに標準レンズです。フォーサーズ用も出ていて、フォーサーズだと見かけの画角は倍になるので60mm。これもポートレートでは使いやすい範囲。ただし、ぼけ具合はあくまでも30mmなので、35mmフィルムカメラに比べると、かなり絞りを開いてやらないと背景がぼけてくれません。
今回も、オマケショット2つをつけておきます。
32yukie2web
31yukie1web

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たちまち重版!

27mikochan

この猫は、獏原人村のマサイ&ボケ夫妻に飼われているミコちゃんです。
獏原人村は福島県の川内村の外れにあり、電気も電話もきていません。もちろん水道もありません(もとより、川内村には水道というものがありません)。
たどり着くには、4kmの悪路を登っていかねばならず、普段は静かな場所ですが、毎年8月の満月の夜前後に「満月祭」という、日本版ウッドストックのような祭りが行われます。
川崎市の約1.5倍の面積の村に家は1000戸しかないという過疎の村。そこに延べ千数百人の人が全国からやってくるのですから、大変です。

え~、今週は特に技術的な話はないんですよ。本の宣伝を……。
『シンプルに使うパソコン術』(講談社ブルーバックス)は、おかげさまで発売一週間で重版が決まりました。それも1万5000部! 初版が2万なので、合わせて3万5000です。大丈夫なのかそんなに刷って……と、心配しています。
フリーソフトのガイドブックではありません。前半は書き下ろしで、現代のパソコン事情を分析し、VistaとはどういうOSなのか、とか、spam被害を減らす工夫など、最新情報を書いています。半年かけて作り上げました。
⇒こちらでどうぞ
Mikochanandrakuto


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理想のデジカメ

31treehousem

私は常々、一眼レフがそんなにすばらしいわけじゃないですよ。特に、レンズが暗ければ使えないシーンがたくさんありますよ、と、口を酸っぱくして主張しているのですが、もちろん、一眼レフでなければ撮れない写真というものもたくさんあります。
一眼レフの魅力についてはこれから少しずつ触れていくとして、今回は中級機の話。
この写真のように、相手が動かないものであれば、一眼レフで撮る必然性はそれほどありません。一眼レフの撮像素子はレンズ一体型に比べると圧倒的に広いので、明るい野外でも、色調が細かく、深くなって、美しい写真になる、ということはありますが、常に一眼レフを持ち歩く人というのは少ないでしょうから、面白い被写体に巡り会う確率は低くなります。
このツリーハウスを見に行ったときは、一眼レフを持っていませんでした。岩魚丼を食べた帰りだったのですが、どうしても、ちょっとそこまで飯を食いに……というときに、いちいち一眼レフを持っていく気はしないのですね。
例によってA200です。
ただ、この写真は色がよく出ていませんし、ピントも今イチ。光のせいだと思いますが、一眼レフを持っていたら、もっとシャキッとした写真になっていたかもしれません。

A200はもうずいぶん昔のカメラになってしまいました。
長所はレンズのクオリティが高いこととバリアングルモニターであること。
あと、A200に限りませんが、一眼レフのようにシャッター音がしないこと。これはかなり大きなメリットというか、状況によっては決定的な問題なんですね。

弱点はたくさんあります。
最大の弱点はAFが弱いこと。合焦する時間がかかりすぎるし、ちょっと暗かったりするとまったく機能しません。
そういうときはMFに切り替えたほうがよほど早いのですが、MFのリングが非常に扱いにくいので、これも大変。
撮像素子は2/3型で、この手のデジカメの中では大きいほうですが、800万画素と解像度を欲張りすぎて、階調が低く、森林などを撮ったときはくすんだ写真になります。
連写も今のデジカメレベルで言えば速いとは言えません。もっとも、AFがダメなので、動体連写などはまったく無理ですから、あまり関係ないかもしれませんが。
A200で動くものを撮るのはまず無理だと諦めています。
あとは、大した問題ではないですが、バッテリーの持ちが今イチだということでしょうか。

現時点でのお勧め機種は、http://takuki.com/gabasaku/に掲載しています。
今、欲しいと思えるのはオリンパスのSP550UZ。バリアングルモニターでない点だけが残念です。
対抗馬はキヤノンのパワーショットS3。これは貴重なバリアングルモニター搭載機ですが、広角が伸びていないのが最大の弱点。どちらの弱点を受け入れるか……という選択になります。
A200は広角が伸びていてバリアングルモニター搭載という点で、未だにありがたい中級機なのです。

レンズ一体型中級機とAPSサイズのデジタル一眼レフの間に、オリンパスのフォーサーズ機が位置しています。……と書くと、オリンパスに怒られそうですが、私はフォーサーズ機は他のデジタル一眼レフカメラとは区別して考えたほうがいいと思っています。
劣るという意味ではありません。コンパクトさや、ライブモニター機能搭載などは、APSサイズの他社一眼レフより魅力的です。レンズが専用設計というところも安心感があります。
弱点は、APSサイズ機より焦点距離が短くなるため、背景がぼけにくいこと。35mmフィルムカメラ用レンズを使ってぼけさせるという荒技も使えません。
交換レンズは、現状ではオリンパス純正以外はあまりなく、選択肢が限られています。F3.5-5.6といった暗いズームをつけたのでは意味がないので、どうしても明るいレンズ、あるいは、多少暗いのは我慢するとして、広角から超望遠まで1本でカバーするズームが欲しいところですが、そのへんがまだまだ。
撮像素子がAPSサイズ一眼より小さいということは、高倍率ズームレンズが作りやすいということでもあるはずなのですが、35mm換算で28-350mmくらいをカバーするズームは見あたりません。
シグマのデジタル一眼専用レンズだけは、フォーサーズ用が出ていますが、マウントをフォーサーズ用にしただけで、レンズ部分はAPSサイズ一眼に合わせて作られているため、周囲が切り取られます。しかし、シグマのF1.4/30mmが使えるのは大きな救い。
魅力的なレンズが出揃えば欲しいと思います。せっかくライブモニターなのだから、バリアングルモニターにしてくれればもっといいのですが。
2006年2月に出たE-330は可動式モニターでライブビュー。1年半以上経ちましたが、この後継機が手ぶれ補正機能内蔵で出てきたときは買いかな、と思っています。
それまでは、フォーサーズ機を買うことはないでしょう。お金もないし。

今回のオマケは、別角度からの1枚。
Treehouse2


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被写界深度は難しい

23shishimai

 被写界深度(ひしゃかいしんど)という言葉、写真が好きなかたにはおなじみですが、beで使ってもいいものかどうか悩みました。
 以前の担当者は、こうした用語を使うとすぐに「読者には難しくて分からない!」とクレームを付けてきまして、今回は、元原稿でもこの言葉は使っていませんでした。

 しかし、デジカメにとって、背景をぼかすことは大の苦手。撮像素子(従来のフィルムに相当する部分)の面積が小さいため、フィルムカメラよりレンズの焦点距離が短くなり、ピントの合う範囲が深くなるからです。構造上の宿命なのですね。

 ところが、掲載された記事では「被写界深度」という言葉が入っていました。編集者が逆に、入れたようです。ほんと、今の担当者は優秀で、楽なのですよ。
 被写界深度というのは、言葉だけでなく、実際に撮影の中でコントロールすることがとても難しいですね。
 コンパクトデジカメでは、背景をぼかした撮影はほとんど無理だと思ってください。特に薄型カメラは、レンズの焦点距離が10mm前後なんていう極端な短さですから、ぼけるはずがありません。
 35mmフィルムの世界では、被写界深度はレンズの焦点距離と絞り値の関係でなんとなく把握できました。
 50mmでF2.8だとこのくらいまでぼける……といった具合です。しかし、コンパクトデジカメでは、カメラによってレンズの焦点距離が違うので、そうした把握がとても難しいのですね。
 今回の写真は、一眼レフのNIKON D70にタムロンの18-250mm/F3.5-6.3というレンズを付けて撮りました。
1/800秒でF5.6、焦点距離は42ミリ(35mmフィルム換算で63 mm)。
 42mmというと、35mmフィルムカメラでは標準レンズの領域。F5.6ですから、それほどはぼけてくれません。もう少しぼけてくれてもよかったのですが、まあ、今回はこの程度でもよしとしましょう(自分に甘いAB型)。
 レンズ一体型デジカメですと、42mmという焦点距離はポケット型ではありえません。超望遠の効く中級機でも、ズームの相当望遠側です。画角的には200mm前後の世界になると思いますので、この写真のように後ろを広く取り込むことができません。
 ボケとの戦いは大変なことなのです。
 
 オマケとして、同じときに撮って、別媒体で使ったショットをつけておきます。これはレンズフィルター効果で、空だけを青く着色しています。
 
Shishimai2

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謎のカエル……の正体

30yamaakamini
29yamaakaminib

今日は朝から「阿武隈カエル図鑑」というのを作っていました(^^;;
⇒こちらです。
その作業の終わりに気づきました。昨年撮ったカエルの写真で、どうしても同定できないものがあることに。

これです。アカガエルだと漠然と思って気にもとめていなかったんですが、改めてカエルの分類をにわか勉強してみて、また、他の写真とも比べてみて、どうしてもヤマアカガエルやニホンアカガエルとは違うような気がするんですね。
まず、背中に2本の筋が見あたらない。
頭がちょっと寸詰まり気味で、ヒキガエルのような顔に見える。
背中の模様がみょうにはっきりくっきりしている。
この3つが引っかかっているところです。
東北にいる茶色いカエルは他にカジカガエル、タゴガエル、ツチガエルしかいないはず。そのどれとも明らかに違います。いちばん可能性が高いのはやはりヤマアカガエルでしょうか。
アオガエルが変色したのかとも思いましたが、それにしては模様がくっきり出ていますし、違うでしょう。
どなたか詳しいかた、ぜひ教えてください。
……と書いたところ、ご近所さんからすぐに答えが返ってきました。
「ニホンアマガエルみたいですね!」
え? え? アマガエル? いちばんあたりまえの??
……改めて『日本のカエル』(山渓ハンディ図鑑)を見たところ、こうあるではないですか。
//「ただし本種は身体の色を灰色や茶色に変化させることができ、このような色彩のときには背中に雲形模様が現れる」//
なんたるち~あ~。
とんだ赤っ恥でした。
カエル道は深く険しい。

さて、今回も使ったのはコニカミノルタのA200です。マクロ撮影では今のところこれがいちばんきれいに撮れるんですよね。一眼レフだと地面の上のものを撮るのは困難。上からしか撮れませんから。
オリンパスのSP-550UZが欲しいんですが、バリアングルモニターでないというだけで、やはりA200のほうが活躍する場が多いような気がします。ということで買うのを踏みとどまっています。SP-550にバリアングルモニターがつけば、迷わず即買うんですけどね。

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花火の写真はタイミングがすべて

29hanabi1

2004年8月21日に小千谷で撮った花火です。中越地震の2か月前。見ている人たちは、まさかこの後、自分たちがあんな災厄に見舞われるとは思っていませんでした。

Model - NIKON D70
ExposureTime - 1/125 seconds
FNumber - 1.40
ExposureProgram - Aperture priority
DateTimeOriginal - 2004:08:21 21:41:20
ExposureBiasValue - 0.00
LightSource - Auto
Flash - Not fired
FocalLength - 50.00 mm
FocalLengthIn35mmFilm - 75 mm
ExposureMode - Auto
White Balance - Auto

Exifを見ると、D70に35mmフィルムカメラ用レンズ(50mm/F1.4)をつけて、絞りを開放にして撮っていますね。あとは全部オート。かなりいい加減な撮り方ですが、この程度には撮れます。
花火の写真でいちばん難しいのはタイミングでしょう。ドンと聞こえたときはもう爆発してかなり経過しているわけですから、打ち上がるのを見て、シャッターを押して、モニターで確認して……それを何度かやって、シャッターのタイムラグを確認しておけばOK。
ピントは手動で一度合わせておけば、そのまま。花火が打ち上がる位置は概ね同じですし、距離があるので絞り開放でも大丈夫。

この花火はちょっと変わり種ですが、もう少し花火らしい写真も2つ加えておきましょう。
いずれも『裏技デジカメ術』で、章扉候補にした写真ですので、このブログでも前に載せてますね。重複するけど、いいや。

Hanabi1

Hanabi2

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ケータイで撮った食べ物はまずそうに見える

25iwanadon2
今回の写真は非常に出来が悪く、お恥ずかしいのですが、ガバサク理論としては、とにかく撮っておくという気持ちが大切だということで、敢えて不出来な写真も載せてみました。
食べ物の写真は難しいです。食べ物専門のカメラマンもいるくらいですから、我々素人がそう簡単においしそうな写真が撮れるものではありません。でも、まずは記録に残すという気持ちが大切だと思うのです。
外食で食べたものを撮るとき、多くの人はケータイ内蔵カメラを使うのではないでしょうか。私もそうです。ポケットカメラを持っていることが多いので、それで撮ることもありますが、ケータイで済ませてしまうことも多いですね。芸術写真、商用写真ではなく、記念というか、記録(メモ)ですから、それでいいのです。
でも、やっぱり後から見てまずそうに写っていると悔しいですよねえ。
ケータイで撮った写真はたいてい色味が薄く、青っぽくなります。これではどんなものもまずそうになります。
下の例はケータイ(しかも1世代前の、内蔵カメラの出来が悪いサンヨーW31SAというケータイで撮った「まずそうな写真」の補正例です。
所詮ケータイの写真ですから、Photoshopなんて使いません。ソフトを立ち上げるのも面倒ですから。いつものようにIrfanViewを使って、サクッと赤を上げ、彩度を思い切り上げ(それでもケータイで撮った写真は色情報が浅いので、ほとんど効果がありません)ただけの補正。この程度にサクッと補正するだけでも、だいぶマシにはなりますね。
Sashimi1
常磐道上り線いわき四倉PAにある食堂の煮魚刺身定食。元画像

Sashimi2
IrfanViewで赤を上げた

Mehikari1
常磐道上り線中郷SAの食堂のメヒカリ定食、600円。元画像

Mehikari2

補整後


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モリアオガエル同棲計画

26moriaonotamago
今回の写真は、一見なんだか分からなかったかたもいっぱいいるでしょうね。
モリアオガエルの卵──実物を見たことがある人は少ないでしょう。僕も50代になって初めて見ました。
え? なにこれ? というのが実感。感動……というか、とにかくびっくりします。
びっくりしたついでに、モリアオガエル同棲計画を進行中です。
「阿武隈日記」のこのへんからお読みください。

ついに、お風呂場でモリアオガエルのオタマが孵ったところまで、掲載しています。
この後、池に放したのですが、何匹が生き残ったことか。昨日の台風で、みんな流れちゃったかなあ。

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ヤギと暮らす贅沢

Happakun

ヤギと暮らすって、贅沢なことですね。まずは土地がないとダメだし。
やぎおさんと7頭のヤギの暮らしぶりは、阿武隈日記に詳しく紹介しましたので覗いてみてください。
⇒こちらです

ヤギにも当然いろいろな性格のがいまして、このハッパくんは、いちばんひとなつこいとか。
真っ正面からみると、目がずいぶん離れているモンなんですね。
今はもうずいぶん大きくなって、大人の顔になっているようです。

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「献上米」って知らなかった

21taueweb
御田植祭はいい被写体いっぱいのイベントでした。1時間半ほどのイベントでしたが、900枚以上の写真を撮りました。2GBのメモリをフルに使い切るなんてことは滅多にないことです。
しかし、これだけいっぱいシャッターを押したのは、撮影条件がよくなかったからでもあります。逆光である。距離がある。なるべくイベントの邪魔にならないような場所にいなければならない……などなど。

ところで、この日まで、「献上米」というのを知りませんでした。
そこで、写真を整理した後で、WEBで調べてみました。そのときの忘備録をここにも貼り付けておきます。



----------------------------------------------------
新嘗祭に使う米は、
★明治以前は、山城の国宇治の御領地で生産された米を使っていた
★明治初期から明治24(1891)年までは、全国の御領地で生産された米を使っていた
★全国の知事からの請願により、明治25(1892)年から、各県で生産された米を使うようになった
★戦後の昭和21年に農林省監督が廃止され、宮内庁での対応となった

で、現在は、献上する米は、全国都道府県から精米1升ずつ。
他に精粟5合も合わせて献上するが、石川県、北海道、福島県は精米のみで、献上する米は2か所から集める。愛知県、三重県、大阪府、高知県などは精米のみ1か所。
つまり、秋元さんのところでは、秋に穫れた米を精米して5合献上する。

【そこで疑問】
●全国から1升ずつということは、47升(470合、84.6リットル)の米が全国から集まってくるわけだが、この470合の米は、その後、どうなるのか?
●新嘗祭に使う米は、その47升(50か所)の米からちょっとずつ、ひとつかみずつ集めて炊きあげるのか?
●残りの米は天皇家で消費されるのか?
●あるいは天皇家以外の皇族にも渡るのだろうか?
●その際、全部をブレンドするとは思えないので、「今日は○○県の××さんの田圃で穫れたコシヒカリを使いました」……という感じで、違う米が食膳に上るのだろうか?
●この「献上米」は買い上げなのだろうか? それとも献上というくらいで、無料で納めるのだろうか?

……興味はつきないが、宮中のことゆえ分からないのだろうな。
ついでに、10月下旬に皇居賢所で献穀米の献納式というのが行われるそうだ。
出席できるのは、献穀者夫妻と市町村代表者各1名。秋元ご夫妻は、秋には上京するわけですね。

WEBで検索すると、「献上米の里へようこそ」とか「極上の献上米をお値打ち価格で販売」なんてのがいっぱい出てくる。まあ、「献上」する側も、ちゃっかり商売に利用しているわけで、これって、まさに日本的な図式なのかもしれない。
----------------------------------------------------


 ……以上、たくきの「献上米忘備録」でした。

閑話休題。逆光の撮影ですが、この日も自信がなかったので、オートブラケットで露出を変えた3枚連写をやっていました。それで枚数が膨れあがったわけです。
使ったのはD70+タムロン18-250mm/F3.5-6.3とコニカミノルタA200。最近はこの2台を持ち歩くことが多いです。D70+タムロンは手ぶれしやすいし、暗いところでは使えないので、A200が補完機の役割。バリアングルモニターじゃないと撮れない写真のときも活躍します。
連写はさすがに一眼レフには負けますが、D70は古いカメラなので、連写スピードは今の一眼レフに比べたら圧倒的に負けます。D80あたりがほしいところなのですが、ぐっと我慢。
なお、この日の「阿武隈日記」は⇒こちらにありますので、ご覧ください。



では、最後に今回のオマケカットを3点サービスしておきます。
Taue2Taue3Taue4

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紙よもっとスペースを!

Yunbo
今回のように比較するテーマだと、いくらなんでも現状の写真スペースは小さすぎて難儀します。
もっと楽しい写真がいっぱいあるんですが、あのスペースでは2つ入れ込むと小さくなりすぎてなんだか分からないんですね。今回は泣く泣く、こんな写真を使ってみました。
この写真だって、無骨ですが、でっかくして見ればそれなりに面白いと思うのですが……。まあ、愚痴はこのへんにしておきましょう。

ホワイトバランスはほんとに難しいです。色味がおかしいと思うのは、森の中などで撮った写真に多いですね。どういう基準でオートホワイトバランスが働くのかよく分かりませんが、木々の緑と一部に見えている土や枯葉、木の幹などの茶色が細かく交叉しながら画面を埋め尽くす森の中では、基準となる「白」や「黒」がないために、カメラが判断を迷うのだと思います。
経験からすると、そういう状況では、思いきってプリセットのホワイトバランスを使ったほうが、まともな色になります。
よく使うのが「曇り」モード。これだと色が強調されることが多いですが、濃く出た色を後から淡く補正するのは比較的楽ですが、その逆で、淡く薄くなっている色を後から濃くするのは無理があります。色情報が乏しい画像の彩度を無理矢理持ち上げても、きれいな色にはなりません。

私は、デジカメで撮ったものに限らず、写真というのものは所詮、撮った人間が「こうあってほしい」と願った色や構図でまとめる性格のものだと思っています。厳密な正確さを要求しても無理でしょう。どこかで割り切って、見た目に気持ちのいい色や面白い構図を引き出していく努力をしていくしかない……そう思っています。
これは難しい話をしているのではなく、逆に「どこかでポンと諦めましょう」という話です。
ほんのちょっとの違いを追求するために、価格が何倍もするカメラや、持ち歩く気のしない大型機材が必要だというのでは、それはもう多くの人にとっては趣味の領域を超えてしまうでしょう。それが楽しいと感じる人はいいのですが、面倒だ、そこまでやってられない、と思うなら、無理する必要はさらさらありません。

私の場合は、ホワイトバランスを変更する程度できれいに撮れるならやってみてもいい……くらいのスタンスです。

ああ、それにしてもスペースがほしい!

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200mmレンズでクレーターは写るか?

Moon2

これは2004年7月に、買って間もないNikonのD70に、フィルムカメラ用のマニュアルレンズ ニッコール200mm/F4を着けて撮ったものです。マニュアルレンズなので、D70につけた場合、オートフォーカスはもちろん、露出も手動で決めなければなりません。面倒なので三脚は使いませんでした。(というか、まともな三脚を持っていないのです)
で、へええ、この程度には撮れるんだぁ、と感心したものです。
最近では、Olympusの新製品、ウルトラズームSP550UZに関心を寄せています。知人が撮った超望遠の写真は手ぶれもせず、かなりしっかり写っています。SP550で満月を撮るとどんな写真になるのか……。
久々にほしくなったデジカメ新製品です。
画像をクリックすると拡大されます。拡大といっても、これが元解像度です。「拡大」したわけではなく、周りを切り取ったのが下の月、という意味です)

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シュレーゲルかなあ、青いやつは

Frogs
去年の夏、うちの敷地内の藪で見かけたアオガエルが、モリアオガエルではないかということになってから、「モリアオガエル同棲計画」に挑戦中です。
今年の春には池を2つ作りました。(詳しくは「阿武隈日記」で)
しかし、その後、お隣の佐藤さん(70代)に言ったところ「このへんにいるのはモリアオガエルじゃない。田圃の脇に泡みたいな卵産むやつだ」とのこと。それって、シュレーゲルアオガエルですね。
どちらもほとんど見分けがつかないので、卵のときに見分けるしかないのですよ。
ここから平伏沼(モリアオガエル棲息地として国の天然記念物指定)までは直線で数キロだし、村の中にはあちこちモリアオガエルの卵が見られるらしいので(僕はまだ平伏沼以外では見たことがありませんが)、条件さえ合えば卵を産んでくれてもいいような気がするのですが……。
しかしまあ、この写真のアオガエルは、やはりシュレーゲルの可能性が大ですかね。
茶色いのはタゴガエルでほぼ間違いないように思います。沢の岩陰などに潜んでいて、産卵期には「ググっ」と小さく地味な声で鳴きます。
声を頼りに石をどけるといたりするんですね。ほんとに地味なやつですが、発情?すると大胆なんですねえ。

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ビル掃除

16birusoji1

これは今年の免許の書き換えの際、警察署まで歩いて行く途中で見つけて撮ったものです。
場所は小田急線新百合ヶ丘駅そば。
Pentax のOptioXという、レンズ部が回転するコンパクトデジカメで撮りました。この角度でも見上げることなく、モニターを水平に見て撮れるのが強み。
1/800秒。F4.3。5.8(35)mm。

でも、ビル掃除というテーマでは、実はもっといい写真があるんですね。
2004年9月にNHKの「いっと6県」という番組に、林家ぺー、パー子ご夫妻を生徒役にして「デジカメ先生」役で出演したとき、ロケハンで神楽坂界隈を歩いていたときに撮ったもの。
色的にも、こっちのほうが赤が入っていてきれいです。
ついでにご紹介しておきます。
Buildingsoji2

Build2

Buil3


こちらはSONYのF707というデジカメで撮っています。まだデジタル一眼レフカメラを持っていないときでした。
F707の前はOlympusのCamedia C2000Zoomを何年か使っていました。
C2000ZとF707の頃は、それ1台を持ってなんでも撮っていました。あの頃がいちばん楽しかったかもしれません。
今はデジカメが仕事になってきたので、カメラも増えて、気苦労が伴います。
F707は使いやすいボディ形状でした。F828が後継機種ですが、828より707や717が好きでした。
あの形状のまま、性能を上げていってほしかったのですが、今では828も製造中止で、後継機種は途絶えてしまいました。残念でなりません。
SONYのデジタル一眼レフカメラα100は名機だと思いますが、それとは別に、F707の路線で広角28mmから撮れて、F2.0より明るいレンズを搭載したレンズ一体型、ボディ回転形状のモデルをぜひ作ってほしいものです。

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ボケボケだけどグッドな表情

Warauinu
土曜日に阿武隈に移動していまして、更新が遅れました。
ここはISDNなので、WEBの更新作業も大変です。人に言うと「日本に、まだISDNしか入らない地域ってあったの?」なんて言われますが、いっぱいありますよ。過疎地は見捨てられています。で、高い料金を取られているのですから理不尽。
まあ、この村の名所?獏原人村なんて、ISDNはおろか、電話も電気も引けないのですから、それに比べればまだはるかに文化的生活が営めますが……(^^;;
閑話休題。
トリミングの話ですね。
「デジカメのキモ」では、毎回必ず写真はトリミングしています。写真が縦位置か横位置かでレイアウトを2種類用意していて、それに合わせてトリミングしますが、写真の掲載サイズが小さいので、通常よりはるかに思いきったトリミングをしなければなりません。
ああ、ここを切り取るのは惜しいなあ、と思うようなこともよくあります。でも、ぐっと我慢して、スパッと切り取り、対象物をひとつに絞ります。
余白があるともっと味が出る写真なども、泣く泣くギリギリまでカットしてしまいます。
掲載枠のスペースを広げてもらえるといちばんいいんですが、これはまあ、戦いですね。
欲しがりません勝つまでは、ではなく、欲しがり続けます勝ち取るまでは……です。

元写真も改めて下に紹介します。左側のスペースが妙にアンバランスでしょう?
でも、こういう一瞬の表情は、撮れるかどうかが勝負で、次の瞬間にはもう撮れないのです。手ぶれもしていますが、他のショットよりこの写真の犬の表情がよかったんですね。

Warauinu0


昨日、村の中で知り合った「ヤギ飼い」の男性の家を訪ねました。1万坪の山野に、現在7頭のヤギが放牧されていまして、そこでひとり暮らし。なんとも浮世離れした生活ぶりでした。
そこでも「笑うヤギ」というのをうまく撮影できたのですが、それはまた、そのうち発表しましょう。出し惜しみ出し惜しみ。

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これは助手さん撮影?

4hana
今日の記事を切り抜いて整理していたら、助手さんが寄ってきて「あれ? これは私のかな?」ですって。
記憶にないなあ。A200でマクロ撮影している写真の半分くらいは助手さん撮影ではあるんですが、まあ、マクロを使えば誰でもそれなりの写真が撮れちゃうということですね。
Exif情報です。

DateTimeOriginal - 2006:08:13 16:04:35
ExposureTime - 1/250 seconds
FNumber - 3.50
ExposureProgram - Aperture priority
ISOSpeedRatings - 80
ExposureBiasValue - -0.70
LightSource - Cloudy weather
Flash - Not fired, compulsory flash mode
FocalLength - 50.80 mm
ExposureMode - Auto
White Balance - Manual
FocalLengthIn35mmFilm - 200 mm
SubjectDistanceRange - Macro

露出補整をマイナス0.7にして、ホワイトバランスを「曇り」に変更しているところを見ると、やはり助手さんではないような……?
(そんな小技を使えると思えない……(^^;;)
━━━━━━━━━
(追記)
……と書きましたが、調べたらやっぱり助手さん撮影でした。露出補正マイナス0.7で曇りモードというのは、その前に私がそれで撮ったまま、カメラが記憶していたのでした。

※このブログにあるすべての写真はクリックすると拡大します。

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モデル求む

15rakuto3
楽人くん連続登場。
まだ言葉も発しないので、カメラを向けて文句を言われることもないのだけれど、いつまで撮らせてくれるかな。
ときには妙齢の(死語?)美女を撮ってみたい。
今回の採用写真と同じときに撮ったボツ写真集も紹介しておきます。

ペンタックスK100D+シグマ18-50mm/F2.8
使った写真は1/50秒、50mm。これがセット販売のF3.5-5.6だと、50mmではF5.6だから、シャッター速度はがくんと遅くなり手ぶれ必至。全域F2.8のズームは室内でも使いやすいですね。

13rakuto2e
13rakuto2a

13rakuto2b

13rakuto2c


13rakuto2d

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暗い室内でもフラッシュを使わない!

14rakuto2
普通に「明るい」と思える室内でも、写真撮影にとっては暗い環境です。
今回の写真は、電気も水道も電話もきていない「獏原人村」に居を構える大塚愛さんを訪ねたとき、愛息・楽人くんを写したもの。このお宅、昼間も暗いです。今でこそソーラーパネルで自家発電していますが、長い間、彼女はこの電気のない原人村でひとり暮らししていたというわけで、いやはや超人的ですね。
(この話は、→http://takuki.com/aic/197.htm でどうぞ)
閑話休題。暗い室内でも、とにかくフラッシュはまともにたいたら人間はことごとくテカテカ顔になります。
このときは、暗いことが分かっているので、F1.4/30mmという、おそらくデジカメ専用レンズの中では最も明るいレンズをつけて持ち込みました。このレンズはとにかく明るいです。デジタル一眼の30mmは、35mmフィルム換算だと45mmくらいの画角ですから、いわゆる「標準レンズ」として使えます。4万円くらいしますが、持っていると室内撮影では非常に重宝します。
Exif情報の一部をそのまま掲載しておきます。



Model - PENTAX K100D
DateTime - 2007:04:04 16:39:06
ExposureTime - 1/60 seconds
FNumber - 1.40
ExposureProgram - Aperture priority
ISOSpeedRatings - 200
ExposureBiasValue - -0.70
MeteringMode - Multi-segment
Flash - Not fired, compulsory flash mode
FocalLength - 30 mm
ExposureMode - Manual
White Balance - Auto
FocalLengthIn35mmFilm - 45 mm


F1.4の開放で、露出補整をマイナス0.7にして、なるべく短いシャッターが切れるようにしています。シグマのこのレンズは普通の条件でもかなり明るめに撮れるので、いつもややマイナス補整で撮っています。
ここまでしてようやく1/60秒ですから、普通にデジタル一眼レフカメラとセット販売されているF3.5-5.6という暗いズームレンズなどでは、フラッシュなし撮影はまったく無理です。
来週はいかに手ぶれを防ぐかというテーマです。
※写真をクリックすると拡大できます

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フランソワルトン

今回の写真を例に、「たくさん撮る」ことの大切さと、「トリミングでうまく見せる」ことについて少し解説します。
下は失敗写真の例です。真っ黒でなんだか分からないですね。金網越しの撮影。相手も動いているわけですし、こういう写真になるのは仕方がないです。

Francoiseshippai

次に、今回使った写真の元画像です。オリジナルではこのようにもう一匹写っています。

Francoiseorg


表情のいい、手前のだけを切り抜いたのが今回の完成写真です。
すべて、画像はクリックすると拡大されます。

10francoise2web


Data: NIKON D70+タムロン18-250mm/F3.5-6.3 DateTime - 2007:03:07 13:57:02 1/80秒、F6.3、絞り優先モード、 F=250 mm(35mmフィルム換算で375 mm)

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雑木林を下から撮る

Hayashi1
今回の写真は、上の写真と下の写真、どちらを使うべきか最後まで悩みました。
みなさんはどちらがお好きですか?
新聞のコラム枠が小さいのと、新聞では色がきれいに出ないため、こういう写真は本当に載せにくいんですね。色数が少ないほうがむしろ分かりやすいかな、ということで、最後は上の写真を選びました。



Dataです。
●その1:1/250秒、F7.1、18mm(35mmフィルム換算27mm)
●その2:1/400秒、F10、18mm(35mmフィルム換算27mm)

いずれも露出補整で、その1はマイナス0.7、その2はマイナス0.33暗くして撮影しています。普通の露出だと、空の色が飛んでしまうからです。
(画像をクリックすると拡大できます)

Hayashi2

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しん平師匠の骸骨カッポレ

6shinpei
これは古い写真です。Exifを見ると、2000年4月9日となっていますから、今から7年前ですね。しん平師匠に頼まれて、ホームページ用の写真を撮りに池袋の鈴本演芸場に行きました。
その日、師匠はトリでしたが、この写真、変なもの着ているでしょう? 実は落語が終わった後、するすると着物を脱ぎ始め、お得意の「骸骨カッポレ」を披露。これはそのカッポレを演じ終わった後で客席に挨拶しているところです。
この衣装、白い部分が蛍光塗料で描かれていて、照明を消してブラックライトを浴びながらカッポレを踊るという趣向。
こんな感じです↓(クリックすると動き出します)
Gaikotu
使ったカメラはオリンパスのCamedia C2000Zoom。当時ピカイチの性能を誇る人気モデルでしたが、実売価格が8万円を下らなかったため、なかなか買えませんでした。画素数は200万画素(1600×1200)ですが、まだメモリカード(このモデルはスマートメディア)の容量も小さかったので、普段は200万画素などでは撮らず、もっぱら画素数を落として撮っていました。
今のデジカメはポケットサイズのものでも1000万画素などというのがありますが、馬鹿げています。小さなCCDにそんなに欲張って画素数を詰め込んでも、1画素あたりの受光量が減り、色の階調などがきれいに出ません。
また、この写真もそうですが、フラッシュをたけない場所で写真を撮る場合、レンズが暗ければどうしようもありません。C2000はF2.0-2.6という明るいズームレンズのおかげで、暗い室内でもかなりきれいな写真が撮れ、重宝したものです。
この写真のExifには、F2.2、1/60秒と記録されています。F2.2だから1/60秒でシャッターが切れたわけですが、これがF3.5くらいの暗いレンズだったらたちまち手ぶれしてしまいます。
分不相応な解像度を無理矢理詰め込んだCCDと暗いレンズという組み合わせの現在のデジカメ路線では、明るい屋外くらいでしかまともな写真は撮れません。明るいレンズを持つデジカメが復活する日は来るのでしょうか?

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これがほんとの地蔵桜?

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さて、今週もFAQを……。
Q:どこの桜?
A:福島県三春町に、「滝桜」という日本でも有数の桜の名所がありますが、そのすぐ裏手の墓地に生えている名もない桜の木です。滝桜の写真も、阿武隈日記に多数掲載してありますので、どうぞご覧になってみてください。付近には他にも桜の名所が多数あり、「地蔵桜」というのもあります。それも阿武隈日記に載せてあります。まだ、今年は咲いていませんので、昨年以前のものですが。

Q:カメラは?
A:コニカミノルタA200、1/200秒、F5.0、10.3mm(35mmフィルム換算で40mm相当)で撮りました。カメラを地面につけるようにして仰ぎ見て撮っています。これはバリアングルモニターだからこそできること。デジタル一眼レフカメラですと、モニターでの確認さえできませんから、完全に当てずっぽうでシャッターを押すことになり、失敗写真の量産になってしまいます。バリアングルモニターは重要ですね。最近では搭載しているデジカメは数えるほどになりました。残念なことです。

Q:逆光では?
A:その通り。強烈な逆光で、地蔵の顔は真っ黒になっていました。後から相当補整しています。こういうことができるのもデジカメのいいところですね。

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インド象の愛撫

13elephants

今朝から仕事場を離れ、ISDN環境にいまして、画像関連のWEBメンテは大変です。
(^^;;
今回も予想FAQを作ってみました。
Q:動物園ってどこの?
A:横浜のズーラシアです

Q:機材は?
A:ニコン D70+タムロンが新しく出した高倍率ズームレンズ(18-250mm F3.5-6.3)です。

Q:撮影データは?
A:F5.7 1/100秒 92mm(35mmフィルム換算138mm) です。これはトリミングしています。

いいカメラがほしいんですが、デジタル一眼は高いので、貧乏な私はおいそれと買えません。プロが使うような高級デジタル一眼は一生買えないかもしれません。
D70は出てすぐに買いましたが、初期不良やらリコールやらで、2度ほど無償修理をしてもらいました。キヤノンを使いたいのですが、新たに揃えるだけのお金がないのですね。
もっとも、この程度の写真はチャンスにさえ恵まれれば、高倍率ズームのレンズ一体型デジカメで十分に撮れます。高倍率ズームが得意なデジカメのリストは→こちらで紹介しています。
ズーラシアで撮影した写真は→こちらにいっぱい載せています。

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トリミングも大切

3rakuto
タヌパック阿武隈、ロフトの階段から下を覗き込む楽人くん(当時0歳)です。
今は現役引退したSONYのF707で撮影。
Exifを見ると、1/30秒、F2.0、9.7mm(広角側いっぱい。35mmフィルム換算で38mm)となっています。
暗い室内、しかも強い逆光でフラッシュなしの撮影。暗いレンズのカメラならまず真っ黒になってしまいます。F707は広角側開放F値が2.0、望遠側でも2.4という明るいレンズが魅力で、長い間私のメインカメラになっていました。今はコニカミノルタのA200にそのポジションを明け渡していますが、A200のレンズがF707並みに明るかったら最強でしょう。現在では、F2.0という明るいレンズを搭載したレンズ一体型デジカメはなくなってしまいました。本当に残念です。
そんなことより、落ちたら死んじゃうじゃないか、写真を撮っている場合か! と怒られそうですが、このすぐ脇には父親が見守っているのです。それをトリミングしています。このように、トリミングも重要なテクニックのひとつです。(写真をクリックすると拡大します)
Rakuto2

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キセキレイ

7kisekireiweb
今回は若干気を抜いた写真を使いました。別に工夫はないし、ただの「野鳥の写真」。しかも木の枝ではなく、ウッドデッキにとまっているのを窓越しに撮っただけ。
でも、こういう「楽な写真」でも、この程度には撮れるのよ、というサンプルとして、敢えて取り上げました。(写真をクリックすると拡大されます)
撮影情報を載せておきます。



KONICA MINOLTA DiMAGE A200
DateTime - 2007:02:04 16:55:27
ExposureTime - 1/250 seconds
FNumber - 4.50
ExposureProgram - Normal program
ISOSpeedRatings - 100
Flash - Not fired, compulsory flash mode
FocalLength - 50.80 mm
FocalLengthIn35mmFilm - 200 mm

A200はテストのためにもらったものですが、今でも「1台だけ持っていくとしたらこれ」、というカメラになっています。一眼レフのように重くないし、28-200mm(35mmフィルム換算)という、無理がなく、使いやすいズーム域が重宝します。
名機だと思いますね。製造中止は実に惜しい。
A200は望遠側が200mm相当ですが、キヤノンのPowerShotS3とか、LumixのFZ7のように、望遠側が400mmくらいまで伸びているレンズ一体型デジカメもあります。こうしたカメラでは、広角側は諦めて、もっぱら望遠撮影を楽しめばいいでしょう。

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夕方の公園

2poodle
この犬は近所の空き地で撮りました。公園ではなく、浄水場施設の一部を開放しているスペース。昼間はサッカーをしている集団などがいて、犬の散歩目的の人たちはかなり遅い時間に集まってきます。そうなると光量が足りず、いい写真を撮るのは大変。
この写真は85mm/F1.8という明るい単焦点レンズを使って撮りました。35mmフィルム一眼レフ用のレンズなので、一般のデジタル一眼レフカメラにつけると1.5倍くらいの画角になります。
とにかくいっぱいシャッターを切ることでしょうね。傑作はあとから見つければいいのです。

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今日から新連載

1hinas

今日から朝日新聞土曜版beで「デジカメのキモ」という小さな連載コラムが始まりました。
「ソフ得!」の後をうけたコラムですが、「Moreソフ得!」同様に連動のWEBページを作るべきか、やるとしたらどこでどういう形でやるか、悩んだ末、更新が滞り気味なこのブログに編入させることにしました。
紙面では書けなかった追加情報や裏話などを並べていく予定です。
今回はFAQを設けました。



Q:あの雛人形は売り物ですか?
A:横浜タカシマヤの美術画廊で1月から開催されていた「木の鐸会雛人形展」に出展され、すでに売れてしまいました。来年、また数点出すと思いますのでよろしくお願いいたします。

Q:使ったカメラは?
A:コニカミノルタのDimage A200というレンズ一体型デジカメです。バリアングルモニターなので、下から仰ぎ見る撮影では威力を発揮します。

Q:背景は金屏風ですか?
A:いいえ、荷物梱包用のカーキ色の羅紗紙です。新聞の紙に印刷されるとかなり暗くなることが分かりました。墨がかなり強く出て、結果として金色のように見えたようです。

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