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F1.4/50mmは必携レンズか

Rakutoai

今回の写真は、村の保育所の夏祭りにて撮ったものです。
詳細版は「阿武隈日記」
の⇒こちら
で見られます。

この日、ヤフオクで落札したミノルタの50mm/F1.4というフィルムカメラ用標準レンズが届いたので、それをつけて出向きました。
50mm/F1.4というレンズは、どのレンズマウント用のものも存在しますので、中古も含めれば確実に入手可能なレンズです。
やはりF1.4という明るさは頭抜けていて、提灯と裸電球の灯りしかない暗い保育所の運動場(少し離れると人の顔も識別できない暗さ)でも、ノーフラッシュでこのくらいに写すことができます。これはもう、F2.8とかF3.5のレンズではまったく不可能なことです。
この写真は花火を見ている大塚愛・楽人くん母子ですが、ちょうど花火の明かりが照明になって、いい感じに撮れました。
F1.4 1/10秒 ISO800。

日が完全に落ちる前の1カットもついでに載せておきます。
こちらは、F1.4 1/100秒 ISO100 です。
Rakutoai2

夜のイベントでは、最初からこのレンズをつけたまま行きます。このレンズ以外で、ノーフラッシュ撮影は不可能だと、経験的に分かっていますから。
デジタル専用では、シグマから30mm F1.4というレンズが出ています。これ以外でデジタル専用でF1.4というレンズはないと思います。


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マクロレンズはポートレートレンズ

75rakutoandshokan

どうも、お盆の週は1回お休みだったようで、今日、知りました。

かっこいいポートレートを撮るには、背景が適度にぼけてくれる中望遠レンズが必要なんですが、レンズ一体型だとまず無理です。
CCD面積が小さい⇒それに合わせて作ったレンズは焦点距離が短い⇒背景がぼけない……となるからですね。
35mmフィルムカメラ用レンズで、90mmくらいのボケ味を期待した場合、デジタル一眼では画角は約1.5倍になるので、135mmくらいの画角になります。狭い部屋だと、人物から相当離れないとフレームに収まらず、ちょっと使いづらいですね。
ただ、90mmや100mmの単焦点で全域F2.8くらいのレンズ(マクロ付き)は、35mm判用レンズとしては定番なので、楽に入手できます。今回の写真は、Pentax用の90mm/F2.8単焦点レンズで撮りました。
ほんとは美女を撮りたいところですが、阿武隈の山奥ではなかなかモデルが見つからず、例によって楽人くん。今回は保護者同伴です。
この写真、間違えてISOが3200になったまま撮っていました。後で気がつきましたが、どうしようもありません。粒子が粗いのはそのせいです。しかし、ISO3200にしても1/80秒ですから、F2.8であっても、室内でのノーフラッシュ撮影というのはかなり厳しいということが分かります。

マクロレンズはマクロ撮影ができるレンズですが、マクロ専用というわけではありません。実際には、90mmのマクロレンズで接写すると、どんなに絞っても被写界深度は1mm程度ですから、昆虫や花などを撮っても、ピント範囲からずれてぼけすぎる部分がかなり出てしまいます。
一般には、マクロ撮影よりも、ポートレートなどに使われることが多いのですね。

35mm判ではそれでいいのですが、デジタル一眼に使うとちょっと画角が厳しいので、もっと画角が広く撮れる、50mm/F1.4あたりのほうが使いやすいかもしれません。

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なぜみんな我慢しているのか

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シュレーゲルアオガエルの子たちが続々上陸を始めました。他のカエルに比べて極端にのんびりしており、よく、葉っぱの上で長時間ぼけっとしています。
上の写真は普通に撮ったもの。ファインダーを覗いて取る限り、こういう風に上からしか撮れません。
多くの人は、こういう写真「しか」撮れないことに不満を抱いていないようです。
しかし、液晶モニターを持つデジカメなら、ファインダーを覗かなくても写真が撮れるはずです。

74frog

↑こんな角度で撮れれば、カエルの表情も変わってきます。
このカエルは目線より低い位置にあり、周りは草ぼうぼうですから、ファインダーで覗いたのでは絶対にこの角度からは撮れません。
この写真はα300で撮りました。
液晶ライブビューモニターは、オリンパスあたりが最初に始めたと記憶しています。そのモニターが動くようになったのはさらに後からです。
そしてついにAPS-CサイズCCD陣営からも液晶ライブビューモニターの角度が変えられるモデルが出ました。SONYのα300です。
最初に出たα350は、CCDが1420万画素という不必要な高解像度のため、買うのを見送っていましたが、α300で1000万画素に落としてくれたため、ついにSONYに乗り換える決意をしました。
PentaxかNikonがやってくれていれば、せっかく揃えたレンズが無駄にならずに済んだのに、残念です。
Pentaxはまだボディ内蔵手ぶれ補正機構を実現していますからいいんですが、それをやらないCanonとNikonとは、もう完全に決別です。
α300でしか撮れない写真というものがあります。私は当分これでいきます。

ちなみに下の写真は古いものですが、一眼レフカメラを地面にまで下げて撮っています。ファインダーは覗けませんから、フレームに入っているか、AFが合っているかまったく分からず、数十枚撮ってようやく成功していた1枚です。α300なら、失敗写真を大量生産することなく、こうした写真が撮れます。
Tanu

デジカメのキモ 最近のバックナンバーはこちら

もっとも、カエルはともかく、タヌキをこの角度から撮った写真というのは他にまずないでしょう。自慢の1枚です。

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最近のデジカメにAモード、Sモードがない理由

Moon

何度かやっている「1000万画素なんて意味がない」検証シリーズのひとつです。
今回のコラムについて、読者のかたから、「BとCは逆なのではないか?」というお問い合わせがあったそうです。
逆ではありません。この通りです。Aが600万画素で375mm相当、Bが1000万画素で112mm相当、Cが500万画素で90mm相当、です。

使用したカメラは、
A:Pentax K100D+TAMRON18-250mm F3.5-6.3 (F6.3 1/400秒)
B:Nikon COOLPIX S600 (F5.8 1/640秒)
C:Panasonic LC1(F2.4 1/2000秒)
です。
CCDのサイズはそれぞれ、APS-Cサイズ(23.5×15.7mm)、1/2.33型(約4.6×6.2mm)、2/3型(8.8×6.6mm)
ですから、面積にすると、A:369平方ミリ、B:28.5平方ミリ、C:58.1平方ミリ。画素数がいちばん多いBが、いちばん小さなCCDです。Bに比べると、Aは6.35倍、Cは約2倍あります。
解像度に関しては、beの連載コラムに使う小さな写真では、500万画素でも多すぎるくらい。今回の写真はどれも月だけをトリミングして原寸表示していますが、それでもクレーターは見えていますね。
もやっとして見えていないのはBだけです。
なんのための1000万画素か? 答えは簡単。カタログ数値で1000万画素を謳いたいためであり、実用的な理由ではありません。実用を考えたら、どんな技術者でもこんな画素数を詰め込もうとはしないはずです。「高画素じゃないと売れないから、なんでもいいから画素数を詰め込め」という上からの命令によって、こうした馬鹿げたCCDが開発されているのです。
はっきり言って「とても恥ずかしい」CCDです。
軽自動車で200馬力と言っているようなものですね。いえ、技術的にはもっと無茶な数字でしょう。

PanasonicのLC1は製造中止になっている今でも、中古品がかなり高い価格で売買されています。私はこのカメラ、決してよい出来だとは思っていません。スペックからすればもっといい写真が撮れるはずなのに、入手して以来、ずっと裏切られてきました。それでも、1000万画素の最新コンパクトモデルに負けるようなことはありません。

ちなみに、今回のテストで難儀したのは、S600には絞り優先(A)モードもシャッター優先(S)モードもないため、絞りが利かなかったことです。
これはS600だけでなく、今のコンパクトデジカメはすべてそうなっています。
今まではあまり深く考えなかったのですが、裏読みすると、AモードやSモードを搭載して、こうした厳密な撮影比較をやられてしまうと、小さなCCDに1000万画素を入れている馬鹿馬鹿しさが如実にばれてしまうので、ごまかすためにまともな撮影術が駆使できないようにしてあるのではないか……とも思えてきました。

最後に、分かりやすいように、元画像の月の部分だけを切り抜いた原寸画像を並べておきます。

Moona
A:600万画素、375mm相当 APS-CサイズCCD(約369平方ミリ)
Moonb
B:1000万画素、112mm相当 1/2.33型CCD(面積約29平方ミリ) 
Moonc
C:500万画素、90mm相当 (2/3型CCD 面積約58平方ミリ)

★それぞれ、画像をクリックすると原寸表示になります。

現在出ている小型デジカメで、1/2.33型CCD1000万画素という仕様のものは、どれも同じCCDを使っているはずで、部品の性能は同じでしょう。NikonだからCanonだからSONYだから、という問題ではなく、約29平方ミリしかないCCDに1000万画素を詰め込むことから生じる根本的な問題です。

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