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他が同じなら画素数は少ないほうが吉

Oran3
↑これはFujiのFinePix S100FSで撮った多摩動物公園のオランウータン。元画像は3840×2880ピクセルあり、画素数で表せば1105万9200画素ということになります。
この写真を映し出すのに私が使っているパソコンモニターは1280×1024ピクセルです。その大きさをこの写真の比率に合わせて描いてみると、ざっとこの赤い枠くらいの大きさになります。
つまり、1000万画素で撮った写真を普通のパソコンモニターに等倍で全画面表示することはできません。
やってみるとこんなことになります↓
Oranzengamen
パソコンモニターにこの写真全体を映し出すには、30%ほどに縮小表示しなければなりません。縮小表示というのは、コンピュータが元画像から適当に画素を間引いて小さく表示するということです。
要するに、モニターで見るという用途であれば、1000万画素という解像度はまったくナンセンスであり、必要ありません。
では、高解像度のカメラで撮った写真は、細部まできれいに写っているのでしょうか?
上の写真を等倍で見るとこんな感じになります↓
Orans100a2
さすがに、レンズ一体型カメラの最高峰とも言えるS100FSだけのことはあり、きちんと写っていますが、色の解像力などは今イチという印象も受けます。
これと同じことを、1000万画素のコンパクトデジカメでやってみれば、とてもこんなきれいな画像にはなりません。にじんだような画像が現れるはずです。
小さなCCD(撮像素子)にたくさんの画素を詰め込むということは、1画素あたりが受け取る光の量は極端に少なくなりますから、本来の色調やコントラスト表現ができなくなります。それゆえ、各メーカーはその後の画像処理段階で工夫を凝らし、パッと見た印象ではそこそこきれいになるような画像エンジン作りに精を出しています。
しかし、最初からそんな無理な画素数で設計せず、画素数を落としたCCDにしておけば、無理のないきれいな画像になるはずです。
画質が悪くなるのを承知で画素数を上げている
今のデジカメ作りは、明らかにそうした思想で作られていると、私は思っています。
Oran2w
さて、今回使ったのは↑この写真です。Pentaxのデジタル一眼レフカメラK100D(初代)+タムロン18-250mmというズームレンズで撮りました。K100Dの最高解像度は3008×2000で、約600万画素。S100FSに比べると半分強の解像度ということになります。しかし、CCDの大きさは23.5×15.7mmですから、S100FSの8.8×6.6mmに比べると、6.35倍大きなCCDです。6.35倍の面積に、S100FSの半分強くらいの画素しか詰め込んでいないわけですから、1画素あたりが受け取る光量は10倍以上ということです。どちらが「美しい写真」になるでしょう? ちょっと考えれば子供でも分かるはずです。
上の写真の一部を等倍で映し出すとこんな感じになります↓
Oran2b
別ショットでもやってみましょう。
Orank100d1
↑K100D+タムロンで撮影
↓その一部を等倍表示
Orank100db
モニターに映し出す用途はもちろんのこと、印刷用としても、私は500万画素以上の解像度がほしいと思ったことはありません。A3のポスターを作るとか、雑誌の見開き全画面のグラビアを撮るというなら解像度が高いほうがいいですが、普段の撮影では500万画素以上の解像度は邪魔でしかありません。
私が、SONYのα350に魅力を感じながらも、まだ買わないでいるのは、画素数がありすぎて「信用できない」からです。画素数的には初代のK100Dで十二分であり、これ以上の画素数は、私の写真生活においては、マイナス評価にしかなりません。
ましてやコンパクト機では、1000万画素はナンセンスであり、同じスペックなら画素数が少ないモデルを選ぶでしょう。
それでも現行機は1/2.5型CCDで800万画素がミニマム。不愉快極まりないと感じます。
見えている画像はすべてサムネイルです。クリックして、大きくしてから見てください。

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現実的な連写性能とは?

Renzoku1_2
今回使ったのは、フジフィルムがこの春に出したS100FSというレンズ一体型デジカメです。
見た目はデジタル一眼レフカメラと同じで、重量や大きさも同じ。違いはCCDの大きさ(2/3型)とレンズ交換ができないという点。
ただ、レンズは28-400mmというズーム比でありながら、F2.8-5.3と明るく、安いデジタル一眼レフカメラとセット販売されているレンズなどより使いやすいものです。
このカメラを使ってみていちばん感じたことは、「シャッターチャンスを逃す」ということ。
例えば連写した場合、連写速度そのものは驚くほど速いのですが、その後の書き込み時間が長く、しかも、書き込みしている間、ファインダーが閉ざされてしまうので、動く被写体を追っている場合、被写体そのものを見失うことがしばしばありました。
左の連写のコマ間の動きを見れば、かなりの連写速度だと分かりますが、この後しばらくシャッターが押せないとしたら……?
本当の連写性能というのは、その後の書き込み速度が一瞬だったり、シャッターが押せない間も追尾くらいはできるということではないかと、つくづく感じたのでした。
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FinePix S100FS F8 1/600秒 ISO400 73.6mm

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所詮はコンパクト機ではあるけれど……

Yozakura2

U50とExyが壊れてしまい、今、持っているコンパクト機はOptio X だけになってしまいました。
嫌いじゃないんですが、とにかく使いづらいカメラ。性能も、現在のモデルに比べるとかなり落ちます。
それで夜桜を撮ったのが今回の写真。
フラッシュある/なし 、など、いろいろやってみましたが、やはりちょっと離れるとフラッシュはまったく意味を持ちません。上の写真は広角5.8mm(35mm)でフラッシュなし。露出補正-0.7。夜景モード(ロングシャッター)。シャッター速度は1/8秒でした。ISO感度はAUTOだと、結果的に160になっていましたが、これは参考になりませんね。
下の写真↓も同じ条件で、少し近づいて撮ったもの。
Yozakura1

次は↓フラッシュあり。夜景&人物モード。1/10秒、17.4(107)mm。露出補正-0.7。
Yozakura3

露出補正をしない(+-0)で撮るとこんな感じ↓
Yozakura4

まあ、どれも満足のいく写真にはなりませんね。やはり。小さなレンズ、小さなCCDのコンパクト機では、夜景だのスローシンクロだのといっても限界がある、ということです。Optio X は開放F値は2.6ですから、今のコンパクト機よりは明るいレンズですが、手ぶれ補正はないし、映像エンジンの設計も古いですから、カメラの中であんまりいじるわけではありません。現在のコンパクト機は、カメラの内部処理をいかにうまく働かせるかの勝負になっている、とも言えそうです。
それにしても、真面目に設計されたコンパクト機がほしいものです。なんなら28mm単焦点レンズとかでもいいんですけどね。

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しつこく「ガバッと」撮れ!

Kujakub
↑今回の孔雀の写真は、こんなシチュエーションで撮られています。
上の写真は、コニカミノルタA200で撮っていますが、10.8(42)mmという標準レンズ的画角で撮ったもの。
これを、クジャクだけガバッと大きく、フレームからはみ出すほどに撮るため、望遠に切り替えて撮ったものが↓下の写真。
Kujaku

こちらは↑23.6(91)mm。しかも、ぐっと近づいて撮っています。
これが、しつこいようですが、「ガバッと寄って撮る」のガバサク理論。

しかし、A200はいいカメラでしたねえ。軽くて持ち運びもそれほど抵抗ないし……。

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