フォーサーズは悪くない選択

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オリンパスのE-510というフォーサーズ機(レンズは14-54mm F2.8-3.5)を借りる機会があったので、いつもの犬の集まる公園に行ってみました。
日がかなり傾いていて、光量が確保できません。この写真は望遠端の54(108)mmで開放のF3.5、ISO値は400でハイゲイン撮影で撮っていますが、シャッターは1/320秒がやっと。
手ぶれ補正機構ももちろんオンですが、やはりこの程度にはぶれてしまいます。連写した他のコマはもっとひどいブレかたなので、これがいっぱいいっぱいという感じです。
APS-Cサイズのデジタル一眼なら、F1.8/85mmや全域F2.8の90mmあたりをつけて撮るところです。それだともう少し速いシャッターが切れます。
35mmフィルム換算で108mmですが、実際の焦点距離は54mmで、F3.5開放にしても、背景のぼけ方はこの程度です。撮るものによっては背景がぼけにくいほうがありがたいこともあるので、これは一概に欠点とはいえません。

43rds1

こちらは同じE-510で、寝そべっている犬を撮ったもの。1/125秒。F3.5、54(108)mm。ISO 400。

E-510は操作感が非常によいカメラで、撮っていて気持ちがよいです。このときは光量が足りませんでしたが、普段、暗い室内で撮影しても、それなりにいい雰囲気の写真がシャキッと撮れます。このシャキッと感や操作性のよさがデジタル一眼ではとても大切なことですね。
フォーサーズは売れていませんが、私は悪くない選択だと思います。
バリアングルモニターでライブビューできるモデルも出ました。これをかつてのレンズ一体型高級機感覚で使うのは楽しいですね。
割高なのが最大の欠点でしょうか。
もう一声明るいズームレンズがそこそこ安い値段で出ると魅力が倍増するのですが……。

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PLフィルターは高いし……

Iwana

今回の記事については、居関様から興味深い情報をいただきました。

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水中の魚を撮る方法ですが、一眼ならPLフィルターを使うところなのでしょうね。
でも、コンデジにあうものはありません。そこで、こんな方法があります。
3D映画を見るときに使う眼鏡を使うのです。紙のフレームのあれです。一眼の前玉には小さくて使えませんが、コンデジには十分です。使い方は、レンズの前にかざしてぐるっと回していいところを探す(PLフィルターと同じです)。
この方法で水面の反射やガラスの写り込みを取り除く事が出来ます。本物のフィルターと同じく空も雲もくっきり写ります。眼鏡はTEPCOのテーマパークでもらったものなので、投資は0円です。
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テーマパークなどの入り口で渡される偏光眼鏡は帰るときに回収するので、普通は手に入りませんが、なるほど、同じものなのかと気づかされました。
しかし、最初から用意していればいいですが、反射を抑えるために何かを用意しておくというのはまず普通には無理ですね。ましてや、イワナはワープするがごとき速さで泳ぎますから、撮影はおろか、肉眼で見ることも難しいです。やはり最後は運ですねえ。(かなり無責任な結末か……(^^;;

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絵になる

Nanohanacello2
これだけの絵を1週で終わらせるのはもったいない、ということで、今週も菜の花畑コンサートの写真を使いました。
前回同様、背景に菜の花以外を入れない、がキモです。
上に余計なものがあるなら、横長に切ってしまえ……というのが今回の発想。


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だんだんずるくなっていく

Nanohanacello1
今週はこんな写真でした。
記事では、鈴木鎮一氏が始めたなんとかかんとかというくだりがありましたが、一般には「鈴木メソード」の名で知られていますね。鈴木メソードの東北チェロ教室のみなさんが行ったコンサートです。

菜の花で埋め尽くす作戦をやったわけですが、実際にはこんな場所でした。
Nanohanazenkei

で、さらに正直に申告すれば……、本当はこうでした。
Chello2

モデルは菅野修吾くんです。来週も登場です。


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ニコンCOOLPIX S600

本日、S600が届きました。あいにくの雨で、まだ晴天での撮影はできませんが、うまく作られていてびっくりしました。
速報リポートは⇒⇒⇒こちら

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こんなに違うのですね

Tansuhikaku

獏工房http://abukuma.biz/bakukobo/の池田守さんが作った箪笥。遊びに行ったついでに「広角と望遠での写り方の差を出すサンプルとして撮らせてね」と、サクサクっと撮りました。
これは分かりやすいですねえ。四角いから。
左は18(28)mm、右は50(75)mmで撮ったもの。
でも、ほんとは、こっちのほうが面白いかなと思ったんですね。

Chairhikaku
ハイバックチェア。
でも、分かりやすいのは箪笥だということで、箪笥のほうが採用に。
広角で撮ると形が歪みますが、それを遊びに生かした面白い作風というのも楽しいですよ。

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カメラ故障続き

Condigi3dai

このところ手持ちのデジカメが立て続きに壊れてしまいました。
まずSONYのU50。1/2.7型CCDに200万画素。F2.8 5mm(35mmフィルム換算で33mm)の固定焦点レンズ。
症状は電源が入らない。
1年ほど前にも壊れて、そのときはSONYに修理に出したところ、リコール対象だったとかで無償修理されて戻ってきました。しかし、それからもときどき電源が入らなくなったり不安定で、騙し騙し使っている状態でした。それ以前に、電池蓋がバカになって、セロテープでとめている状態はずっと続いていました。
今までこれでいっぱい日記用や記録用の写真を撮ってきましたので、十分に元は取れているんですが、現在、これに代わるカメラというものがないんで、やはり修理することにしました。
ヤフオクで安く出ていたら買い換えようかと思ったんですが、なんと、たまに出ていてものきなみ1万円超で落札されており、あの時代のデジカメとしては異例の高額。まさか、私がいい、いいと言っているのでプレミアムがついたわけではないでしょうが、このタイプ(ボディ回転型でケータイより小さい)のデジカメが今は皆無というところがプレミアムを生むことになっているんでしょう。この手のデジカメがどうしても必要だ、ほしい、という人は確実にいるわけです。SONYだけでなく、どこでもいいからもう一度作ってくれないですかね。U50を今の技術で再生させる運動とか起こしたいところ。

次はCanonのIXY Digital L。初代機。これはU50が修理中および不調の時期が長くなっていたので、代替機として中古を購入したもの。1/2.5型CCDで有効約400万画素。6.4mm(35mmフィルム換算:39mm) F2.8の固定焦点レンズ。これでバリアングルモニターならU50の代わりとしてほぼ問題なく使えるんですが、やはりモニターが回転しないというのは致命的で、U50で楽に撮れていたさまざまな構図がIXYでは無理というところが、想像以上にがっくりきました。
このカメラ、レンズ周りが外れてしまい、レンズカバーの開閉が壊れました。カバー部分の小さな部品も紛失してしまったので、レンズカバーを外した状態で使うことにしました。特に支障はないし。

IXYとU50は1世代違うので、IXY Lのほうが若干画質はいいですが、色はどちらも変。U50は色味が常に変で、色味は薄く、また全体に黄緑色っぽくなります。EXY Lは画像エンジンで相当彩度を上げているのか、赤などが毒々しい人工的な色になります。まあ、それでもF2.8の固定焦点レンズというのはメモ代わりとしては使いやすく、暗いところでも結構撮れますし、面倒なことを考えなくていいのが長所。
U50を使い慣れているとIXY Lは使いにくいですね。特に嫌なのは、ストラップホルダーの穴が右側(裏から見たとき)にあること。ハンドストラップなら右手に絡ませて使うということなのでしょうが、私が提唱するネックストラップをつけた場合、操作側に紐があるのはとてもやりづらいのですね。
ホールド性もU50のスティック状のほうがはるかにいいし。

ついでに隣に写っているのは、これも中古で買ったペンタックスのOptio X です。ボディ回転型コンパクト機としては、ニコンがCOOLPIX S10を出すまで、Optio X しかありませんでした(そのS10もすでに生産終了で、現在はボディ回転型コンパクト機は皆無に)。
IXY Lと同じ1/2.5型CCDで、500万画素。解像度的には十二分で、1/2.5型なら、もう少し小さく設計できなかったのかというのが惜しまれるところ。これは固定焦点レンズではなく、5.8mm~17.4mm(35mmフィルム換算:35.6mm~107mm相当) F2.6~F4.8というズームレンズ。明るいし、非常に使いやすいレンズです。広角側がもうちょっとあると嬉しいんですが、そうなると多分レンズは暗くなるでしょうから、我慢。というか、このカメラ、いっそ35mm固定焦点レンズにしてF2.0くらいになればすごかったでしょうね。永遠の名機になっていたかも。
このカメラ、SDカードスロットが剥き出しでカードのお尻が見えたままとか、かなりラフな設計ですが、意外と頑丈で、まだどこも壊れていません。操作性は非常に悪くて苦労しますが、慣れてしまうと、とりあえずこれ1台でOKという使い方ができます。ただ、ポケットに入れて持ち歩くには、もう少し軽いといいんですけどね。
125g(電池、SDメモリーカード含まず)というのはしかし、今の売れ筋コンパクト機の中では最軽量のほうではありますが。
ちなみにU50の重量は98gです。バッテリーやメモリカードを入れると約132g。実際に計ってみたら、ネックストラップをつけても135gでした。
同様に、IXY Lはストラップ・バッテリー込みで135g、Optio X は158gでした。IXY LとU50はほぼ同じ重さなのに、なぜU50のほうが軽く感じるんでしょう。形状からくるものなんでしょうね。

で、この3台が私が持っているコンパクト機のすべてですが、昨日、ついに現行機を1台注文してしまいました。ほしいからではなく、仕事上、最新の1000万画素コンパクト機の実力を把握しておく必要があるということからです。
比較のためのものなので、ある意味なんでもよかったんですが、まあ、持っている3台にない性能として、広角と手ぶれ補正は必須ということで選びました。注文したのはニコンのCOOLPIX S600 ピンクゴールド。久々の新品購入で23650円(税込)でした。
明日あたり届くでしょう。

そうそう、もう1台故障しているのがSONYのF707。久々に出してみたら液晶にアクセスエラーが頻繁に出て使いものになりませんでした。どうもCCD不良っぽいんですが、F717はリコール対象になっていても、F707はなっていないんですよね。SONYの修理窓口に訊いてみたところ「707と717はCCDが違うので対象外」とのこと。となると、これは有償修理までは見送りでしょうか。直しても使わないし。
F707のポジションは、今ではすっかりA200に取って代わられていますから。
F707の後継機がF717。その後継機がガラッと変わってF828でしたが、この路線はF828で途絶えてしまいました。残念。F828よりF717のほうがデザインが好きでした。
F717の筐体で、レンズはあのまま。CCDは2/3型500万画素くらいで、手ぶれ補正機能付き、高速連写モデルみたいなのがあれば、とっても魅力的なんですけれどね。
そういうのは永遠に出てこないでしょう。

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定規をあてればさらに正確

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今週はこんな写真でした。この花はオオイヌノフグリですね。

ついでに、これはうちの池で産まれて目下順調に育っているヤマアカガエルのオタマ。
0805otama

観察用に2匹だけ池から拉致してきました。他に、シュレーゲルアオガエルのオタマ3匹とアズマヒキガエルのオタマ2匹も観察中。
池ではマツモムシに食べられたり、毎日ドラマが起きています。
なかなか脚が生えてこないなあ。

最後は、もっと正確に、定規を横に置いたやつ。
ヤマナメクジというやつです。10cmくらいあるんですが、こうしてやらないと大きさがまったく伝わりません。
0805namekuji

でも、定規を持っていなかったら……?
私にはここまでやる根性がありません↓
⇒こんな人もいるんですねえ
太さといい……完敗です(^^;;


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デジタル一眼レフカメラ専用レンズ

Aigamo

今回の写真はテーマとは直接関係ないですね。
合鴨農法というのは、田圃に合鴨を放し、虫を食べさせ、同時に糞を肥料にすることで、メンテナンスフリー、省農薬をめざした水耕栽培方法です。収穫後、お役ごめんになった合鴨たちはお肉にされてしまうのが通例です。
中には、「1年間お疲れ様」とねぎらい、冬の間も飼い続けて、翌年また田圃に放す農家もあるようですが、要するに冬の間飼っている手間と餌代より、食べたほうがいい、ということのようです。人間ってやつはまったく……。

閑話休題。
デジタル一眼レフカメラ用レンズの話ですね。
実は、デジタル一眼レフカメラといっても、フォーサーズ以外はCCDの大きさがきっかり決まっていません。例えば、ニコンのデジタル一眼レフカメラよりCanonのデジタル一眼レフカメラのほうが一回り小さなCCDを使っています。APS-Cサイズ用のデジイチ専用レンズは、この部分の余裕を見て設計しているので、どのカメラでも周囲がわずかに切り取られているはずです。当然、CCDが小さなカメラほど切り取られる部分は大きくなります。

それでも、35mmフィルム専用レンズに比べたら、切り取られる部分は微々たるもの。光の屈折なども、CCD向きに設計されていますので、35mmフィルム専用レンズを「代用」するよりははるかに安心感があります。また、量産体制に入れば、当然、35mmフィルム専用レンズよりコンパクトな分、安く生産できます。

デジタル一眼レフカメラ専用レンズについては、
⇒こちらをご参照ください。
私は、タムロンの18-250mmという超広域ズームレンズを2本(ニコン用とPentax用)、シグマの30mm/F1.4というデジタル一眼レフカメラ専用レンズでは最も明るい単焦点レンズを1本(Pentax用)、シグマの18-75mm/F2.8というレンズ(Pentax用)を1本持っています。最近はもっぱらPentaxのK100Dにタムロンの18-250mmをつけっぱなしにしています。楽だからですね。当然、これだけの超広域ズームだと、無理があるので、望遠端やマクロ撮影時では写りが甘くなりますが、とにかく「楽ちん」なので、この便利さに甘んじてしまっています。

まったく新しく揃えるのであれば、SONYのα350とタムロン18-250mmの組み合わせが安くて便利でしょう。お勧めです。

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CCDの面積比較

Ccdhikaku

撮像素子の面積比較については⇒こちらに詳しく解説があります。
このページを書いた当初からはさらに高画素化が進み、今ではコンパクトデジカメに多く使われている1/2.5型CCDでも平気で1000万画素超を謳うようになりました。
CCDはほぼ独占的に製造しているメーカーがあり、大量生産されるため、カメラメーカー側が「そんな高画素はいらない。同じ面積でもっと低い解像度で作ってくれ」とリクエストしても、なかなか応えてもらえません。「作りますけれど、特注扱いとなり、高いものになりますよ」と言われてしまうでしょう。
ですから、無意味な高画素化をやめたいと思うメーカーが出てきたとしても、一社だけ低画素で設計したCCDを使うというわけにはいかないのだと思います。馬鹿馬鹿しい話ですね。

さて、紙面では小さくてよく分からなかったと思いますので、改めて比較画像を掲載します。
上の画像をクリックして大きくしてから見てください。
画像全体が35mmフィルム1コマ(36×24mm)だとすると、赤い枠がAPS-Cサイズ(23.4×16.7mm)、黄色い枠がフォーサーズ(17.3×13.0mm)、真ん中の白い四角が、現在最も多く採用されている1/2.5型CCDの面積(5.7×4.8mm)です。
5.7×4.8mmというと、1cm四方に満たないわけで小指の先にのせても指先より小さいですね。そこにAPS-CサイズのCCD(一般的なデジタル一眼レフカメラ用CCD)と同等の画素数を押し込むことがいかに無謀かは、容易に想像できます。
ましてやケータイ内蔵のCMOSなんてさらに小さいわけで、100万画素でも多すぎるでしょう。
ほんとに、いい加減、この馬鹿げた高画素競争はやめてほしいものです。誰も幸せになれません。

★ちなみに、フィルムのAPS-Cサイズ1コマは23.4×16.7mmですが、デジタル一眼レフカメラのCCDサイズは統一されていません。メーカーや機種によって微妙に違っています。ですから、厳密に「APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラ用レンズ」を設計するのは無理で、曖昧さを持たせています。
フォーサーズはその点、きっちりサイズが規定されているので、厳密な設計が可能です。ただし、CCDの面積そのものは小さい(約60%)ので、同じ解像度を得ようとすると、物理的には不利です。
また、CCDが小さければレンズの焦点距離も短くなりますので、背景をぼかすのも難しくなります。
ただ、私はフォーサーズ規格を悪いとは思っていません。実際に撮れる写真はかなりシャープでカチッとした印象があり、これはこれでバランスのとれた規格と言えるのではないでしょうか。


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傾きを直す

Katamuki
読者のかたからこんなお問い合わせがあったそうです。
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作例で傾きが1度ほどとありますが、良くわかりますね。
どのような根拠で,1度ほどと確認されたか,方法をお知らせください。

一定期間ご返事がない場合は,それなりの対応をさせていただきます。
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お答えいたします。
1度回転させたところほぼ水平に見えるようになったので、結果として元画像は1度傾いていた、ということです。

今まで何度もご紹介しましたが、私がよく使っているのはIrfanViewというフリーソフトです。
上は、そのIrfanViewでこの画像の傾きを1度修正しているところです。


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他が同じなら画素数は少ないほうが吉

Oran3
↑これはFujiのFinePix S100FSで撮った多摩動物公園のオランウータン。元画像は3840×2880ピクセルあり、画素数で表せば1105万9200画素ということになります。
この写真を映し出すのに私が使っているパソコンモニターは1280×1024ピクセルです。その大きさをこの写真の比率に合わせて描いてみると、ざっとこの赤い枠くらいの大きさになります。
つまり、1000万画素で撮った写真を普通のパソコンモニターに等倍で全画面表示することはできません。
やってみるとこんなことになります↓
Oranzengamen
パソコンモニターにこの写真全体を映し出すには、30%ほどに縮小表示しなければなりません。縮小表示というのは、コンピュータが元画像から適当に画素を間引いて小さく表示するということです。
要するに、モニターで見るという用途であれば、1000万画素という解像度はまったくナンセンスであり、必要ありません。
では、高解像度のカメラで撮った写真は、細部まできれいに写っているのでしょうか?
上の写真を等倍で見るとこんな感じになります↓
Orans100a2
さすがに、レンズ一体型カメラの最高峰とも言えるS100FSだけのことはあり、きちんと写っていますが、色の解像力などは今イチという印象も受けます。
これと同じことを、1000万画素のコンパクトデジカメでやってみれば、とてもこんなきれいな画像にはなりません。にじんだような画像が現れるはずです。
小さなCCD(撮像素子)にたくさんの画素を詰め込むということは、1画素あたりが受け取る光の量は極端に少なくなりますから、本来の色調やコントラスト表現ができなくなります。それゆえ、各メーカーはその後の画像処理段階で工夫を凝らし、パッと見た印象ではそこそこきれいになるような画像エンジン作りに精を出しています。
しかし、最初からそんな無理な画素数で設計せず、画素数を落としたCCDにしておけば、無理のないきれいな画像になるはずです。
画質が悪くなるのを承知で画素数を上げている
今のデジカメ作りは、明らかにそうした思想で作られていると、私は思っています。
Oran2w
さて、今回使ったのは↑この写真です。Pentaxのデジタル一眼レフカメラK100D(初代)+タムロン18-250mmというズームレンズで撮りました。K100Dの最高解像度は3008×2000で、約600万画素。S100FSに比べると半分強の解像度ということになります。しかし、CCDの大きさは23.5×15.7mmですから、S100FSの8.8×6.6mmに比べると、6.35倍大きなCCDです。6.35倍の面積に、S100FSの半分強くらいの画素しか詰め込んでいないわけですから、1画素あたりが受け取る光量は10倍以上ということです。どちらが「美しい写真」になるでしょう? ちょっと考えれば子供でも分かるはずです。
上の写真の一部を等倍で映し出すとこんな感じになります↓
Oran2b
別ショットでもやってみましょう。
Orank100d1
↑K100D+タムロンで撮影
↓その一部を等倍表示
Orank100db
モニターに映し出す用途はもちろんのこと、印刷用としても、私は500万画素以上の解像度がほしいと思ったことはありません。A3のポスターを作るとか、雑誌の見開き全画面のグラビアを撮るというなら解像度が高いほうがいいですが、普段の撮影では500万画素以上の解像度は邪魔でしかありません。
私が、SONYのα350に魅力を感じながらも、まだ買わないでいるのは、画素数がありすぎて「信用できない」からです。画素数的には初代のK100Dで十二分であり、これ以上の画素数は、私の写真生活においては、マイナス評価にしかなりません。
ましてやコンパクト機では、1000万画素はナンセンスであり、同じスペックなら画素数が少ないモデルを選ぶでしょう。
それでも現行機は1/2.5型CCDで800万画素がミニマム。不愉快極まりないと感じます。
見えている画像はすべてサムネイルです。クリックして、大きくしてから見てください。

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現実的な連写性能とは?

Renzoku1_2
今回使ったのは、フジフィルムがこの春に出したS100FSというレンズ一体型デジカメです。
見た目はデジタル一眼レフカメラと同じで、重量や大きさも同じ。違いはCCDの大きさ(2/3型)とレンズ交換ができないという点。
ただ、レンズは28-400mmというズーム比でありながら、F2.8-5.3と明るく、安いデジタル一眼レフカメラとセット販売されているレンズなどより使いやすいものです。
このカメラを使ってみていちばん感じたことは、「シャッターチャンスを逃す」ということ。
例えば連写した場合、連写速度そのものは驚くほど速いのですが、その後の書き込み時間が長く、しかも、書き込みしている間、ファインダーが閉ざされてしまうので、動く被写体を追っている場合、被写体そのものを見失うことがしばしばありました。
左の連写のコマ間の動きを見れば、かなりの連写速度だと分かりますが、この後しばらくシャッターが押せないとしたら……?
本当の連写性能というのは、その後の書き込み速度が一瞬だったり、シャッターが押せない間も追尾くらいはできるということではないかと、つくづく感じたのでした。
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FinePix S100FS F8 1/600秒 ISO400 73.6mm

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所詮はコンパクト機ではあるけれど……

Yozakura2

U50とExyが壊れてしまい、今、持っているコンパクト機はOptio X だけになってしまいました。
嫌いじゃないんですが、とにかく使いづらいカメラ。性能も、現在のモデルに比べるとかなり落ちます。
それで夜桜を撮ったのが今回の写真。
フラッシュある/なし 、など、いろいろやってみましたが、やはりちょっと離れるとフラッシュはまったく意味を持ちません。上の写真は広角5.8mm(35mm)でフラッシュなし。露出補正-0.7。夜景モード(ロングシャッター)。シャッター速度は1/8秒でした。ISO感度はAUTOだと、結果的に160になっていましたが、これは参考になりませんね。
下の写真↓も同じ条件で、少し近づいて撮ったもの。
Yozakura1

次は↓フラッシュあり。夜景&人物モード。1/10秒、17.4(107)mm。露出補正-0.7。
Yozakura3

露出補正をしない(+-0)で撮るとこんな感じ↓
Yozakura4

まあ、どれも満足のいく写真にはなりませんね。やはり。小さなレンズ、小さなCCDのコンパクト機では、夜景だのスローシンクロだのといっても限界がある、ということです。Optio X は開放F値は2.6ですから、今のコンパクト機よりは明るいレンズですが、手ぶれ補正はないし、映像エンジンの設計も古いですから、カメラの中であんまりいじるわけではありません。現在のコンパクト機は、カメラの内部処理をいかにうまく働かせるかの勝負になっている、とも言えそうです。
それにしても、真面目に設計されたコンパクト機がほしいものです。なんなら28mm単焦点レンズとかでもいいんですけどね。

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しつこく「ガバッと」撮れ!

Kujakub
↑今回の孔雀の写真は、こんなシチュエーションで撮られています。
上の写真は、コニカミノルタA200で撮っていますが、10.8(42)mmという標準レンズ的画角で撮ったもの。
これを、クジャクだけガバッと大きく、フレームからはみ出すほどに撮るため、望遠に切り替えて撮ったものが↓下の写真。
Kujaku

こちらは↑23.6(91)mm。しかも、ぐっと近づいて撮っています。
これが、しつこいようですが、「ガバッと寄って撮る」のガバサク理論。

しかし、A200はいいカメラでしたねえ。軽くて持ち運びもそれほど抵抗ないし……。

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高解像度の弊害と副産物

Yukihyoua
FinePix S100FS 102mm
↓切り取り
Yukihyoub

フジのS100FSという超弩級のレンズ一体型デジカメを借りることができたので、これを持って多摩動物園に行ったときのワンカットです。
檻の向こうにいるユキヒョウを望遠端で撮影。
それをさらに切り取ったのが下の写真。
3840× 2880で撮りました。単純に掛け合わせれば11059200画素(約1106万画素)ということになります。
これを切り取ったのが下の画像ですが、これが951×751で、71万4201画素。951×751ピクセルの画像というのは、パソコンのモニターに映し出すと、ほとんど目一杯まで広がります。1024×768のモニターですと、画像ソフトのウィンドウ枠やツールバーなどがあって、実際には全画面表示してもこの程度でしょう。場合によっては若干縮小しないとすべて映らないかもしれません。
要するに、モニターで見るにはこんなに小さく切り取っても、十分な解像度が得られます。この小さく切り取った画像をWEBにアップする場合、さらに解像度を落とさなければなりません。
951×751ピクセルの画像を、横幅10.16センチ(4インチ)の大きさにプリントした場合、4インチに951ピクセル並ぶわけですから、237.75dpiということになります。印刷物は、200dpi以上あれば十分きれいに見えます。というより、200dpi以上の解像度で印刷しても、人間の目にはほとんど違いが分かりません。
ちなみに、200dpiで印刷した場合は、横幅4.755インチ=12センチとなります。横幅12センチの印刷でも、この小さく切り取ったユキヒョウの顔は、解像度的には十分だということになります。
ただし、解像度的には十分でも、実際には、小さく切り取ってモニターに原寸表示すると、粒子の荒れや滲み、色調の平板さが目立ってきます。コンパクトデジカメでは見るも無惨なものもあります。
これは、CCDの面積が小さいのに無理矢理高画素にしたため、1画素あたりの受光量が減り、ダイナミックレンジが落ちているための弊害です。
FinePix S100FSは、現行のレンズ一体型デジカメでは最大クラスの2/3型CCD、しかも富士フイルムご自慢のハニカムなんとかCCDですので、現在主流の1/2.5型CCDを搭載したデジカメの1000万画素よりははるかにきれいな画像を得ることができるでしょう。それでも、一般的デジタル一眼レフカメラ(APS-CサイズのCCD)の1000万画素に比べれば大変なハンディを負っていることになります。
私は小さなCCDをここまで高画素化することには大いに疑問を持っています。適正な解像度というものがあるはずで、それはおそらくもっと低い解像度でしょう。
あまりに高画素化したために、レンズでズームアップするのではなく、カメラ内で画像を切り取って見かけ上のズーム倍率を上げた設計のデジカメが増えていますが、これも好きではありません。
一部のデジカメでは、この疑似ズームをOFFにすることができず、最高解像度より低く設定した場合は、自動的に(シームレスに)この疑似ズームに移行するようになっています。
また、記録画素数が少ないので、記録時間は短くなりそうなものですが、カメラ内でトリミング処理をする時間がかかるのか、疑似ズームでの連写などでは、その後の記録時間が異常に長くかかるようです。
疑似ズームにするくらいなら、最高解像度で撮って、後から自分でトリミングしたほうがよほどいいのですが(例えば、上のユキヒョウも、中央部から少しずれたところをトリミングしていますが、これは後からやっているからできることです)、連写しているときなどは記録時間を短くするために最高画素にはしたくないですし……デジカメがどんどんカメラ任せの「イージー操作」になるにつれ、実際には、操作しにくくなっている部分が増えています。
最近のコンパクト機(中級機でも!)には、Aモード(絞り優先)、Sモード(シャッター優先)すらついていませんしね。
……以上、最近のデジカメへのぼやきでした。

☆写真をクリックすると大きな画像が見られます
☆S100FSのインプレッション記事は→こちらです。

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コンパクト機は進化したのか?

Dam

今回の写真は、PentaxのOptio Xというコンパクト機で撮りました。
2004年9月発売で、とっくに生産終了しているモデルです。
36-107mm(35mmフィルム換算)というレンズは、広角側が伸びていないのが不満ですが、レンズはF2.6-4.8で、コンパクト機としては明るく、なによりもバリアングルモニター(というより、ボディが二分割して回転するタイプ)である点が、今では得られないメリットになりました。
最大記録ピクセル数は2560×1920ですから、492万画素。広告的には「500万画素」です。
CCDは2.5型ですから、本当は500万画素でも多すぎると思いますが、今のコンパクトデジカメは、このサイズのCCDに1000万画素を詰め込んでいるのが普通です。単純に考えれば、1画素あたりの面積は半分になってしまいます。
当然、今のデジカメのほうが映像処理エンジン部分は優れているでしょう。しかし、暗いレンズと小さなCCDで高画素化だけを無理矢理進めていく限り、魅力的なカメラは絶対にできないでしょう。
手ぶれ補正機能は確実にほしい機能ですが、その他の顔認識だのなんだのといったものは、私にはなんのメリットにも思えません。
愛用のU50が壊れ、サブ機(というよりIXY Canonのミニデジカメの性能を知りたくて買った)IXY Digital Lも壊れ、先日、パナソニックの最新コンデジ2機種をテストしたこともあって、このへんでバリアングルモニターは諦め(これから先、もう二度とコンデジでは出てこないのではないかと思い)、最新のコンパクト機を1つ買おうかと思ったのですが、比較検討しているうちにすっかり嫌になってしまいました。
Condigi1

こんな感じで比較検討をしていたのですが、すっかり購入意欲が失せました。どれもみな同じに見えます。
なんの工夫もないボディ形状。不必要な(というより害ばかりの)高画素化。
U50のような割り切りをもったコンデジは、もう未来永劫出てこないのでしょうか。
モニターが回転するスティック型のボディ。明るい単焦点レンズ。200万画素に抑えて画素ピッチをできる限り取ったCCD。
Optio X は使いづらいカメラですが、もうこのボディ形状のカメラは出てこないだろうと思うと、しばらくは、ちょっと重くても、操作性が悪くても、これで頑張ろうか、という気になります。



今回の写真のExif情報:
1/4秒、F2.6、5.6(35)mm
F2.6で1/4秒ですから、F3.5のデジカメなら1/2秒は必要になるでしょう。まあ、1/4秒でも1/2秒でも、カメラを固定しなければ、手ぶれ補正もなにも通用しないシャッター速度ではありますけれど……。
今回は橋げたに押しつけて撮っています。

それだけでいいんですが……。

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凍えそうな趣味

Modo13

場所が特定できるとまずいそうで、記事では「東北地方の~」となっていましたが、うちから十数キロのところにある毛戸ダムです。
氷結したダム湖の上に、こんな風にカラフルなテントが並び、ワカサギ釣りをする人たちで賑わいます。
行ったのは日曜日でしたが、荒天で、時折強風が雪を巻き上げ、竜巻のように氷上を渡っていくという、軟弱ものには辛い状況。
普段はこの何倍もの人が集まっているようですが、この日は早々に引き上げる人たちも目立ちました。
Modo4

これはダム湖を見渡せる場所に立ち、広角(35mmフィルム換算28mm)で撮ったもの。同じ場所から望遠(375mm)で撮るとこんな感じです。↓
Modo6

この人物(男性か女性かは分かりませんでした)の後ろに雪だるまがいることは、撮影しているときにはまったく分かりませんでした。
Modo3b

このときの様子は、⇒阿武隈日記に書いたので、よろしければ覗いてやってください。⇒⇒⇒こちら

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群集は上から撮る

Tenmangu1

群集は上から撮る。
それにしてもすごい人出でした。天満宮の骨董市。
これは石段の上から撮ったもの↓
Tenmangu2

ところで、長いこと「ガバサク談義」の更新が滞っていましたが、久々に2ページ追加しました。
フォーサーズ機でついに液晶モニターがチルトするモデルが2つ出たのと、FujiからS100FSという超弩級のレンズ一体型デジタルカメラが出たので、その報告です。S100FSは実写サンプルもあります。

S100FSで撮ったものをトリミング↑

同じものをK100D+タムロン18-250mmで撮ったもの↑


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舞台裏

Hina08
いろいろあって、更新が遅れました。
掲載は3月1日でしたが、今日はもう5日。ひな祭りも終わってしまいました。

今回は、写真スタジオのような設備がなくても、気力と工夫でなんとかしようと思えばなる、というお話。
この写真を撮った部屋はこんな状態でした。
人形を今から搬入しなければならないという状況で、部屋は戦場のよう。
あまり大きくすると怒られるので、このくらいで↓
右側に写っているスペースが、即席の人形撮影スタジオです。
Hina08b

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